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920 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/21(日) 02:13:23
ナイフが街に降ってくる  西澤保彦

超能力の出てくるミステリー?ものです
主人公は何かに疑問を持つと時間を止めてしまう超能力者。疑問が消えれば時間は動き出すが、
時間が止まった状態で新しい疑問Bをもった場合、
最初の疑問Aが解決されても2つめの謎Bが解けない限り元には戻れない。

街中で うっかり初対面のヒロインを巻き込んで時間を止めてしまった主人公
時間の止まった街の中で動き回れるのは二人だけ
街中をうろつきまわるうちに、二人は「時間が止まる瞬間にナイフで刺された」としか思えない人々を発見する。
(傷口から血が全く出ていない、痛がるそぶりも見せていないといった点から通常の状態で刺されたとは思えない)
被害者はナンパ少年、補導員、ヒロインの片思いの相手、ファーストフード店員、老婆等、全く関連のない人選
しかも加害者はどこにも見当たらない。一体誰がやったことなのか?また、どうやってやったのか?
主人公が疑問に思ってしまった以上、この謎を解かない限り、時間は動き出さないため
主人公とヒロインは調査に乗り出す
やがてヒロインが結論を導き出し、それに主人公が納得した瞬間 時間は動き出した。

エピローグ:実はヒロインの結論は大嘘で、ナイフの件は全部ヒロインのやったことでした
時間が止まった状態で主人公と別行動したときに刺しました。(なので血は出ませんでした)
動機は 片思いの人に会うのに邪魔な奴がいる→怪我させれば邪魔者がいなくなる!(ナンパ少年、補導員)
素敵な人だと思ったのに得ろビデオ見てオナってた!→がっかりしたから刺した(ヒロインの片思い相手)
主人公に疑われないためのカモフラージュで刺した(ファーストフード店員、老婆)
ラストで主人公は真実に気付くが、ヒロインとつきあいはじめていたため彼女を咎めない。
ヒロインはそのことにご満悦(私に夢中なんでしょ~的ノリ)

一応死人は出ていないんだが…この女は放置しておいたら絶対いかんだろ
ミステリーを期待して読んだら ヒロインは胸糞だは謎は自演だわで2重にどうしようも無い気持ちになった

 

ナイフが町に降ってくる (祥伝社文庫)
ナイフが町に降ってくる
(祥伝社文庫)


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