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235 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/14(土) 14:17:20
横溝正史『病院坂の首縊りの家』

横溝物らしく人間関係が込み入っていて、ストーリー自体は
後味の悪さにそれほど関係しないため(というか自分の記憶が曖昧だから)省略するけど、
数十年に及ぶ因縁の核となる人物として、病院経営者一族のドンである老婆が登場する。
この女性は若い頃から大変美しく華やかで、中年になった後、老年に差し掛かった年代ですら
昔をうかがわせる顔形の骨格でその年齢とは思えない美しさを保ち、凛とした態度の夫人だと
何度も繰り返し描写される。

一方、この病院一家に恨みを抱く人物として、途中
首吊り自殺した愛人の死体に湧くウジ虫を、遺体と面通しされた少女(その女の娘)が
ムシャムシャと口に入れて喰らい、この憎しみを忘れないことを誓う、という場面が出てくる。

そして、ラストで事件の全てを解決した金田一耕助が
近年は病身で人前に姿を現さなくなった晩年の老婦人を訪ね、カーテン越しに話をする。
老婦人が自分の過去の業(養父とのまぐわい)を告白し終えると、布越しの声が跡絶える。
金田一が様子を見にカーテンを開けると、老婆は既に息絶えており
椅子に座ったまま醜く背中を折り曲げて死んでいる姿を見て、金田一は思わず感想を一言
「う、ウジ虫…!」と漏らす。

―――しつこいほど美しい美しいと描写されていて、権勢を誇った人でも
老いて死んでいく時はそうなるんだなと、
避け得ない時間の経過の残酷さを感じてナーバスになった。


238 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/14(土) 19:01:29
>>235
ちょwww金田一wwwwww

240 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/15(日) 00:16:33
死体にウジ虫わいてるんじゃなくて死体自体がウジ虫みたいって
どんなのだよ
せめてだんご虫っていってやれよ

241 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/15(日) 00:18:44
椅子に座ったまま醜く背中を折り曲げて死んでいる姿を見て、金田一は思わず感想を一言
「だ、だんご虫…!」と漏らす。

なんかかっこ悪くなった


243 名前:本当にあった怖い名無し :2009/03/15(日) 02:20:39
「……団子虫…」
みたいな感じなら多少はマシだろうか

 

病院坂の首縊りの家 (上) (角川文庫)
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病院坂の首縊りの家(下) (角川文庫)
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