ホーム » スレ別 » 後味の悪い話 その105 » ひかりの森(押切蓮介)

360 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/10(金) 22:45:16
ホラーMって雑誌にの読み切り。

母親を失った少女は猟師の父親と二人で暮らしている。父親は妻を失ってから
猟をして獣の命を奪うことに恐怖を感じており、猟にはでておらず、暮らしは貧しい。
日々山菜採りや洗濯などの仕事に追われる少女は、
きれいな着物を着て遊んでいる同年代の少女たちが羨ましくてたまらない。

ある日村の少年達にからかわれた少女は家に逃げ帰り、父親に今までの不満をぶちまけると家を飛び出した。
森に入り込んだ少女は野苺を食べて空腹をしのぐ。
しばらく森を行くと鹿が現れ、少女に食べ物の入った籠をくれる。
へんな顔のイタチが現れて籠のなかの食べ物をねだる。
少女が分け与えると、イタチはお礼に夜の森を案内する。
イタチに案内されて見る夜の森は美しく、次々現れる森の動物達もイタチに優しくした少女に親切だった。
こんなに素敵な世界があったのかと生きる喜びを噛み締める少女。
しかし少女の幸せも長くは続かなかった。銃声とともに次々倒れていく動物達。少女の父親が銃で動物達を殺していたのだ。
村でも森でも自分の幸せを奪う父親を見ながら少女は意識を失う。
だが父親は少女の幸せを奪うために撃ったのではなく、少女を助けるために撃ったのだった。
実は少女が野苺だと思って口にしたのは幻覚作用のある草の実で、
少女が親切にしてくれていたと思っていた動物達は少女の身体に群がり、少女の肉を食べていたのだ。
よくも俺の一人娘を!と泣き叫びながら娘を食らう動物達を撃ち殺す父親。
だがもう少女は無残に食い散らかされた後だった。

生きながら食われたであろう少女が不憫で後味の悪い話だった。


362 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/11(土) 00:49:38
父が猟をしていなかったせいで危険な動物が増えていたとも解釈できるし
最後は助けようとしたのに娘は父を恨んで死んでいっただろうってのも後味悪いね

娘は死んだんだよね?


363 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/11(土) 01:40:58
無残に食い散らかされながらも命は取りとめ、
父親を恨みながら不自由な身体で生きていくのも後味が悪すぎる

372 名前:本当にあった怖い名無し :2009/07/11(土) 02:30:07
>>360の話を昨日読んだけど
娘は目玉は片っぽびろーんてついばまれてるし
内臓出まくりーの食われーのだったから
幻覚作用の草のおかげで痛みは感じてないっぽかったけど
時代的にも着物着てるような、どう見ても明治以前だし
絶対助かってない、その後すぐ死ぬはず

 

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