殺人者はいかに誕生したか―「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く(長谷川博一)
にのっていた愛知でおきた小学5年の息子をせっかん死させた母親の事件が後味悪かった
犯人である母親M子は子供時代父親から虐待を受けていて、
それがトラウマになり精神状態がひどく不安定だった。
彼女はパート先で同年代のS子と出会い仲良くなる。彼女は積極 ...
首を吊った三体の影
とある田舎の中学校の裏手には三本の木があり、生徒は教師から
そこに近づいてはいけないと厳しく言われていた。
理由は不明だが生徒達はそういうものだと素直に受け入れ、従っていた。
ある時一人の生徒がそこを通らなければならない状況になってしまい
恐る恐る ...
最低の死に方せずにすんだだけで良かったね
どことなく絵のイメージが残っているような気がするので漫画かもしれない
舞台は現代じゃなくてだいぶ昔で、日本ですらないかもしれない
主人公は美少女だがやや不良で、誰ともつるまないで一人でいる事が多い
男子は彼女の体を狙い、女子 ...
サンタは来なかった 先生たちの危機感(中日新聞)
サンタは来なかった 先生たちの危機感(2)
中学3年のタカシ君(15)は、名古屋市内の自室で首をつって死んだ。
リーマン・ショックの余波で世界経済が揺れ続けた2008年12月28日のことだ。
死ぬ3日前のクリスマスの朝、親友に電話をかけて聞いた。 ...
itと呼ばれた子(デイヴ・ペルザー)
自分はこの一作しか読んでいないし、今は手元に本がないので
多少うろ覚えなところは許してほしい
ごく普通に幸せに暮らしていた少年は
ある頃から母親に虐待を受けるようになる
バスルームに閉じ込められ「毒ガス責め」を受け、 ...
ローラ、叫んでごらん―フライパンで焼かれた少女の物語(リチャード・ダンブロジオ)
赤ん坊の頃に虐待を受けたローラが
人間らしさを取り戻して行く話だが
彼女の受けた虐待が胸くそ悪すぎる
両親はある日、赤ん坊のローラを熱したフライパンの上で焼く
ローラの悲鳴(絶叫だわな)を聞いた隣人が通報したかなんか ...
ゆがんだ復讐
小学生のAが夜中トイレに入っている時、A宅に強盗が押し入り、両親と弟を殺害して逃走した。
Aは伯父の家に引き取られ、犯人の少年Bは少年院に送られた。
時が過ぎ、更生したBは少年院から出所し、立派な青年となり、土 ...
本能に忠実になる奇病
主人公は妻と娘と三人暮らし。娘は近々嫁に行く予定で、
その後は妻と二人で楽しく暮らす予定の順風満帆生活を送っている。
ある日、部下が妻を連れてやってきた。
部下妻は主人公を見るなり飛びついてキスをしてきた。 ...
須磨寺駅周辺(筒井康隆)
筒井氏には一人息子がおられるんだが、奥さんはその前に何回か流産を体験されている。
その中で死産になった時の病院が看護婦医師皆態度悪くて
本人の目の前で「ちょww逆子なんですけどwww」「マジでw無理ww」
みたいにさんざん茶化して笑いものにした挙げ ...
『富豪刑事』はなぜ映画化されなかったか(筒井康隆)
筒井康隆が昔エッセイである作品をドラマ化しないか話が来て
作者的にどうしても譲れない部分を改変するのが条件と言われ、諦めたらしいんだが
その時プロデューサーに「○○(作品名)をドラマ化しようなんて話、もう二度と来ないと思いますけどねぇ」と
嫌味った ...