二銭銅貨(江戸川乱歩)
手元にないので細かい部分は違うかも。
友人でありライバルでもある苦学生のAとB。
世間では高額現金強奪事件が起こっていて、犯人は捕まったが肝心の現金は見つかっておらず
二人はいつも互いにどこに隠されたかを推理し意見を戦わせていた。
ある時 ...
忍者鶉留五郎(山田風太郎)
主人公は貧しい下級武士
毎日借金取りが押し掛けて一人娘を廓に売らねばならないまでに困窮した為
死を覚悟してある大名の暗殺任務につく
身につけた忍術を用い、首尾よく大名の寝所まで潜り込む主人公
後はその首をとるだけで任務終了、莫大な報酬を得られ ...
にんじん(ジュール・ルナール)
家族からにんじんと呼ばれて、誰も本名で呼ばない少年が主人公。
にんじんは気持ち悪いから、みんなに嫌われている。
にんじんは性格悪いから、いじめたっていい。
ってな感じでにんじんと呼ばれる少年がひたすら家族にいじめられる。
猫の泉(日影丈吉)
日本人の主人公はヨーロッパの山中にある小さな村を訪れる。
風景や猫の写真を撮るのが目的だったが、村人達は主人公を迎えて「異邦人だ、異邦人だ」と騒ぐ。
それほどまでに、この村に外界から人がやってくるのは希なことだった。
村長は主人公に、彼がこの村にやってきた三 ...
人間の皮(曽野綾子)
田中何某は29の時、結婚したばかりの妻(A)を置いて熱帯の島国に単身赴任した。
しかしその僅か半年後、彼は赴任先で、会社が倒産したことを知らされる。
会社は現地法人に多額の債務を残したままだった。無論、返すアテなどあろうはずもない。
この無頼な ...
夏と花火と私の死体(乙一)
死んだ少女の死体を隠そうとする兄妹の姿を、その少女の死体が語り続けるって話なんだが
田舎の村に美少年の兄とその妹がいて、語り部の少女はその妹と同い年で友達だった
最近少年が次々と行方不明になる事件 ...
長い暗い冬(曽野綾子)
現代、北欧のどこかの国。
石山は、幼い息子と二人で冬を迎えようとしていた。
母親はいない。石山が単身赴任して一年後、呼び寄せようとする直前に部下と心中したのだ。
既に家族で住むための家を購入してしまっていたので、宅内は無駄に広く感じる。
暗がりの目立つ居間で、息子は ...
脳光速―サイモン・ライト二世号、最後の航海(田中啓文)
人類は宇宙に進出していたが、ある時から人類は「目に見えない怪物」に襲われるようになる
怪物に襲われた人間は、植物人間のようになって死(?)んでしまう
その現象は始めは地球から一番離れた宇宙の植民地で起こっており、やがてだんだん地球の方へと近づいてきた
人類が ...
ノルウェイの森(村上春樹)
ノルウェイの森のあらすじ
親友が突然自殺したお。そいつの彼女(直子)が残ったので、ノリでオマンコしておいたお。
でも直子はメンヘルで施設に入ったお。よく分からないけど、直子は大 ...
夏の滴(桐生祐狩)
自分達の子供を殺して特殊な薬を作って大儲けしようとする大人たちと、
大昔にその薬を製造した男の子孫と主人公達子供が抗うホラーファンタジー風のストーリーなんだが
主人公のクラスには車椅子の少年がいて、クラスの子供達はその少年の世話をして
仲良 ...