旧約聖書(創世記19章)/ソドムの滅亡
ソドムの街に神の使いが2人降り立った。
ソドムの街というのは堕落しきっていて人々は
同性愛やら淫らな行為にふけっていたので、神の使いはこの街を滅ぼしに来たのだった。
ちなみに英語で同性愛を表すsodomyという言葉はここから来てる。 ...
水滸伝/秦明
ある街の将軍を仲間にしようとするが断られた主人公達
仕事か何かで将軍が街を出たスキに、仲間に将軍と同じ格好をさせ街の住民を虐殺して逃げる
偽物だと気づかない刑吏はまず将軍の妻を殺害、何も知らずに帰ってきた将軍に妻の生首を見せつける
妻は死に、このままでは死刑は ...
水滸伝/朱仝
まぁ当時の儒教思想と現在感覚とは違っているだろうけど。
小学校の頃に読んだだけなのでうろ覚えで
登場人物の名前も忘れたし、細かい設定も忘れたけど
三国志の主要登場人物たる軍師を、
来るべき国家戦争の為に引き抜こう ...
虐待―沈黙を破った母親たち(保坂渉)
虐待をしてしまった母親たちの心境や生い立ち、境遇を
インタビューや取材を元に書いたノンフィクションの本
その全てがいかに自分が母親に愛されなかったか、
不幸に育った人間か、夫に愛されなかったか、の言い訳ばかり
よくもまぁいたいけな子供達 ...
龍と魔法使い/最終回(榎木洋子)
昔読んだ「龍と魔法使い」っつー少女向けライトノベル。
コバルトで結構長く続いたシリーズもので、主人公の青年魔法使いと
彼が名付け親になった幼女な龍(普段は人の姿)達が涙あり笑いありの
ドタバタ活劇するのがシリーズの主な内容(だった)。
中盤くらいまではずっとそんな感じ ...
こころ変わり(ロバート・ブロック)
ロバート・ブロック「こころ変わり」
主人公は古い懐中時計を持っている。
もう壊れて動かないけれど、とても大事な時計。
ある日、裏道で古い時計屋を見つけて「ここなら直せるかも」と思って中に入 ...
病院坂の首縊りの家(横溝正史)
横溝物らしく人間関係が込み入っていて、ストーリー自体は
後味の悪さにそれほど関係しないため(というか自分の記憶が曖昧だから)省略するけど、
数十年に及ぶ因縁の核となる人物として、病院経営者一族のドンである老婆が登場する。
この女性は若い頃から大変美 ...
芋虫(江戸川乱歩)
主人公の夫は退役軍人で、戦争で両腕両脚を失い、耳も聞こえず、口も利けなかった。
名誉の負傷・英雄・軍神などとチヤホヤ讃えられたが、戦争が終わると
人々の熱も冷めて忘れ去られ、実生活に苦労する暮らしだけが残る一方、
傷痍軍人の妻として世間に知られた以上、あまりハ ...
こわいもの(田村由美)
高校生ぐらいのと、20代後半ぐらいのと、二組のカップルが遊園地に来ていた。
(以下、高校生カップル→少年・少女、20代後半カップル→男・女と表記)
池の真上を通るジェットコースターに乗りこむ二組。
元々遊園地に来ることも気のりじゃなかった少年は、嫌な気がするといって ...
かけひき(小泉八雲)
「首をはねられた後、あそこの岩にかじりついたらお前のこと埋葬して供養してやるよ」
(当時は罪人は墓なし)と言って、実験したことあるらしい。
一人だけ成功したんだっけかな。
でも成功したらしたで、その罪人、岩にかじりついたままさらし者 ...