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360 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/21(水) 22:16:56ふむー。随分前に、松本清張の短篇で、
やはり狂気をよそおって(これは演技で)相手を殺し、
無罪になろうとした男の話を読んだよ。あらかた成功するかに見えるんだけど、
疑問を持った刑事のひとりが、押収してたドぎついワイセツ本を持って
独房の隣りの部屋に入り、夜中に聞こえるようにソレ ...

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264 名前:「善女のパン」1 投稿日:2006/06/20(火) 13:26:49上にちょっとあったOヘンリーから「善女のパン」

ミス・マーサは40歳独身。小さなパン屋を営んでいた。
彼女は店にたまにくる、中年の男に興味を惹かれていた。
男は、ドイツなまりで喋り、服もぼろぼろだったが、とても礼儀正しかった。
男は店で、いつもきまって安くて古いパンだけを買ってい ...

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255 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/20(火) 11:59:38ちょっと変則的かもしれないけど、思い出すたびにモヤモヤする話。
推理小説のネタバラシしますので、嫌な人は慌ててスクロールして下さい。
北村薫 覆面作家シリーズより 『覆面作家、目白を呼ぶ』

超お嬢様な探偵役の「覆面作家」(というペンネーム)と、
ワトソン役の担当編集者・良介 ...

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253 名前:1/2 投稿日:2006/06/20(火) 11:47:34すっかりこのスレの常連な、阿刀田高の短編より。多分未出。
(少なくともこの数スレでは。)

瀟洒な邸宅に住む裕福な若い主婦。5ヶ月前に女児を出産したばかり。
夫と赤ん坊との幸せな日々を送っていた。
そこへ、入院中に付添婦を頼んでいた女性(50代くらい)が唐突に訪ねてくる。
(お若い方 ...

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207 名前:1/3 投稿日:2006/06/19(月) 13:17:02多分、山崎洋子の短編。かなりうろ覚えだが

主人公は仕事は成功しているが、夫婦仲は上手くいっていない。
夫とはろくな会話もなく、仕事の足を引張られ、喧嘩になる始末だった。

ある日夫は、お互い新しく生命保険に入ろう、と言い出す。
もしかして自分を殺す気なのだろうか、と疑う妻。
小さ ...

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147 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/17(土) 18:57:43昔なんかの付録みたいな感じでついてた本の話。かなりうろ覚え。

舞台は昔の日本の村。
ぶくぶく太った男の子Aと、細くてガリガリな男の子Bがいた。
二人は、同じ女の子のことが好きで、とても仲が悪かった。
ある日、AとBの住む村の遠くにある島に化け物がいると噂がたった。

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103 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/17(土) 00:29:20山本文緒の「ブラックティー」っていう短編集のなかにある
「誘拐犯」という話が後味悪かった。長くなったらごめん

主人公は小学生の男の子。
彼には中学生の美人だけど気が弱いお姉さんがいる。

そのお姉さんがある日から、毎晩、布団のなかですすり泣く声が聞こえるようになる。

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840 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/13(火) 08:52:50かなり前の朝日新聞に載ってたオムニバス小説「千夜一夜」より

ある辺境の惑星に難破した宇宙船が不時着
乗組員は地球の男二人に女一人
救難信号は届かない
三人は途方に暮れるが
幸いその惑星は環境が素晴らしく良く、不自由なく暮らすことができた

何年も経ったある ...

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790 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/11(日) 23:19:29小説だけど、題名も作者も忘れてしまった。

自分の体臭がとてもコンプレックスなOL女性。
ある日出会った男性と親しくなり、交際するようになる。
男は、女の体臭について何も言わなかった。
ずっと、恋も出来ずにいた女は、優しい人にめぐり会えた、やっと幸せを掴めたと思う。 ...

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624 名前:1/2 投稿日:2006/06/09(金) 17:10:59「復讐執行人」  大石 圭

主人公「香月健太」には、妻と二人の娘がいる。
事件は明日から家族旅行に行くという夜起きた。
夜中、コトンという小さな音で健太は目を覚ます。
一階に降りていくと男がいた。そして健太は腹部を刺されて気を失う。
気が付くと健太は、二階の寝室の柱に猿ぐつわをされ ...