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527 名前:1/5 投稿日:2006/06/07(水) 11:08:53大石圭の「自由殺人」という小説。
帯の言葉は『貴方に人を殺す〝力〟を与えましょう』

とある金持ちの男(以下、主犯)は海外から裏ルートで13個の銀色のアタッシュケースを購入する。
中身は小型ビルを跡形もなく破壊するほどの〝力〟を持つ爆弾
それらは12月24日の正午から深夜0時まで、一時間ずつ ...

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487 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 23:18:28ちょっと面白い民話読んだことあるよ。
ある家で、ひとり娘のムコ取りをする事になる。
そこそこいい家柄なので、ムコ候補殺到。
オーディションは、ひとりずつ離れの一軒家に一晩泊まって行われるのだが、
翌朝には必ず蒼白になって逃げ出すか、病気になってしまう。
ひとりの男がこれ ...

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460 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 19:28:10部室の本棚にあったお話。
「鬼姫さま」といってたと思う。

昔、あるところにそれは美しい姫がいた。
その姫はとてもワガママで、もうすぐ嫁にいく歳だというのに、一向に行く気配はなかった。
そして、都の大臣との結婚が決まる。
春になってから、都に行く予定だったのだが、姫の ...

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446 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/06(火) 17:00:12小学生の頃、学校の図書で借りてきたある児童書の内容が
洒落にならんかった( ´・ω・`)

主人公は勉強は出来ないけど元気でユーモアのある小学5年生の男の子とその仲間たち
だけど教育ママや、偏差値一辺倒の教師達から見れば出来損ないと烙印を押されてしまっていて、
この少年達の本 ...

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291 名前:1/6 投稿日:2006/06/03(土) 15:12:50菅浩江の短編。

孤児院に引き取られた主人公は天才児だった。
しかし、主人公は過去の記憶が何もない。名前も親の顔も覚えていなかった。
ただ一つだけわかっている事がある。主人公は仲間の役に立ちたかった。

孤児院には数名の仲間がいた。自分を軍人だと信じているガキ大将、
優れた頭脳を持 ...

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268 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/03(土) 00:10:51菊池寛「弁財天の使」

江戸時代の話です
飛脚問屋を営む藤兵衛という老人がいました。
広い家に住み、五つの蔵を持ち、庭には池まであるこの界隈きっての豪商でした。
そんな藤兵衛の変わったところを挙げるとすれば、
不忍池の弁財天を大変信仰しているということでした。 ...

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247 名前:1/2 投稿日:2006/06/02(金) 19:16:10椋鳩十だったと思う

目の見えないおじいさんが子犬を拾いました
おじいさんは子犬をかわいがり、子犬はおじいさんに良く懐きました
子犬は賢く、おじいさんの目になって彼を助けます
(明記されてはなかったが、どうやらおじいさんはその、乞食かそれに近い者らしい)
一緒に空き缶を集めたり、道で ...

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243 名前:1/2 投稿日:2006/06/02(金) 18:21:13更に思い出した。これは男性に後味悪い。タイトルは確か「防空壕」。

空襲警報が鳴った。男は慌てて手近な防空壕に飛び込んだ。
そこには先客がいた。暗くてよく見えないが女性らしい。
言葉少なに語り合いながら、二人は息を潜めていた。
轟音と共に火の手が見えた。街が燃えているらしい。
火に映 ...

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241 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/02(金) 18:06:05もう一つ思い出した。乱歩の「白昼夢」。

暑い昼下がり、男が店先から飛び出して叫ぶ。
「私は人殺しだ!妻を殺したんだ!」
人々はまたかと言う顔で相手にしない。いつもの事だ。
騒ぎを聞いてやってきた警官に男は訴える。「捕まえてくれ!私は人殺しだ!」
警官は男を宥めるが、 ...

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236 名前:1/3 投稿日:2006/06/02(金) 17:54:47乱歩でこのスレに合いそうと言ったら二廃人だな。

温泉で老人Aは顔に怪我をした老人Bと出会う。
Bは戦争で負った怪我が治らず、湯治に来たらしい。
どんな仕事をしているのか尋ねるBに、Aは肩をすくめる。
Aは今まで働いたことがないと言う。
それどころか結婚もしなかったし友人もいなかった ...