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531 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/24(土) 02:58:48近未来の世界は戦争もなく、環境問題もエネルギー問題も解決、事故や騒音とも無関係。
まさに理想の世界だった。
川は澄み、森は豊かで、子供達は魚を釣ったり兎を追ったり、木イチゴをつんだりして遊び、
人々はみな庭付き一戸建ての家に住んでいる。
自然は豊富なのに、科学は発展していて、便 ...

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430 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/23(金) 00:21:08病気ネタと、タイトル失念で思い出した。確か星新一だったと思うけど、
ある年老いた大富豪が、不治の病に侵されている。
彼には、美人で若い奥さん。だが遺産の事しか頭にない。
富豪は妻を本心から愛していた。いつも飲んでいる粉薬があり、彼はいつも
「お前のために」と妻に言いつつ服用する ...

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280 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/20(火) 04:02:51小酒井不木の『暴風雨の夜』が
後味悪かった。

知識人達が集う怪談の会で、
性病を扱う医師Mが半ば得意気に語り出す。

若い頃のMと彼の妻は共に冒険好きだった為、
平穏な結婚生活に退屈していた。
そこに訪れる梅毒の男。
彼は結婚が三ヶ月後に迫っている ...

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256 名前:1/2 投稿日:2005/09/19(月) 22:02:55峰隆一郎の時代小説『流れ灌頂』という話。
(注:タイトルは『ながれかんじょう』と読む。この言葉にはいろいろな意味があるが、ここでは
 木の卒塔婆と白布でつくり川のほとりなどにたてる簡素なお墓のことを指す。
 この白布が乾いている間は死者が苦しみ続けるというので水をかけて布が濡れているようにする必要があ ...

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854 名前:1/3 投稿日:2005/09/13(火) 04:05:07昔読んだ小説なんで色々間違ってるかもしれないんでスマソ。

主人公の家政婦は、短期契約である大企業の社長夫妻の家に住み込みで働く事になった。
その家の一人娘のA子さんの結婚式が近々控えており、嫁入り準備の人手が足りないという理由からである。
奉公先の社長夫妻は金持ちにありがちな高慢なタイプではなく、 ...

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736 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 01:34:14あ、そうだ。後味悪いって言ったら旧約聖書なんてまさにそうだ。
特に「出エジプト」

エジプトに住んでいたユダヤ人達は、エジプト人達に虐げられていた。
で、ある時神がモーゼに言うんだ。「カナンの地を目指せ」。
今で言うところのパレスチナ。
それはいいんだけど、神曰く ...

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734 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 01:21:36例えば中国の、誰だったか有名らしい武将の逸話がある。
とある貧乏な家に、その将軍が立ち寄った。
その家の主人である男は、日本でいうところの足軽みたいなもの。
で、その家には武将をもてなすだけのお金がない。
男は、愛する妻を殺してその肉を武将にふるまった。
武将は痛く感激 ...

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731 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 00:59:50子供のころ、道徳の本で読んだ話。
昔の中国で、年老いた金持ちの父親が3人の息子を集めて
「私はもう歯が無いから食べ物が食べられない。だからお前達の嫁の 乳 を飲ませてくれ」
とわけわかめな事を言い出した。当然、長男と次男は「冗談じゃない」と断ったが、
父親思いの三男は悩んだ挙句 ...

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718 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう 投稿日:2005/09/11(日) 23:00:34ずいぶん昔に、やっぱり魔術関係の映画のノベライズか何かで、
入れ替わりの恐怖ネタの話読んだなあ……タイトルなんだっけ。
それは年老いたピアニストがもっと演奏を続けたくて、
悪魔と契約して、才能のある若者のカラダを乗っ取っちゃうんだよね。
ついでに、その美人でナイスバディ ...

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535 名前:1/2 投稿日:2005/09/07(水) 18:32:06小野不由美「屍鬼」

山奥の小さな村に、ある一家(屍鬼)が引っ越してくる。
彼らは自分達が生きる為に人の血を定期的に吸い続けなければならず、
村の人達を静かに襲い始める。
血を吸われた人の何割かは死後”起き上がり”、屍鬼になる。
しかし、人間だった頃の記憶や理性は残っており、 ...