意識が取り残される
自分が読んだやつで一番イヤだったのは、
ある金持ちが、いろんな年齢の自分のクローンを作り、その内どれかに脳移植しようとする話。
クローンは身体は鍛えさせられてるけど知能は低く、しゃべったり考えたりはできない。
ムクロバラ(宮部みゆき)
頑固一徹、真面目な叩き上げの刑事部長。
仕事に生き甲斐を感じ、家族に慕われる生活を送りながらも最近少し疲れ気味。
そんな刑事部長の元へ、定期的に尋ねてくる男性がいた。
彼は刑事部長以上に真面目で、刑事部長の1/00くらい大人しい元公 ...
善の研究(赤川次郎)
もう惜しくもない命だから、人のために使って死のうとする話があったな。
細部はウロだけど、こんな話。
いろいろ考えた末、ターゲットになったのは、近所の暴力息子。
息子は二人いるんだけど、兄は身なりもよく礼儀正しい。弟は ...
ボッコちゃん
彼女の名前はボッコチャン。主人公(バーのオーナー)が作った接客人形。
客の言ったことに鸚鵡返ししかできないが、客の人気は上々だった。
みんなボッコちゃんが人形だとは知らない。彼女が飲んだ客のおごりのお酒は背中の
パイプから取り出して再利用しているなんてこと ...
どぶどろ(半村良)
ぼんくらだったかな、これも後味悪かった。
元になった時代小説のどぶどろも後味悪い。こっちは半村良だけど。
以下、どぶどろ
町人が行方不明になる事件が起こり、それを一人の岡っ引きが調べていく。
しかし、調べていくうちに武家が絡 ...
聊斎志異(蒲松齢)
タイトルはわすれた。ごめん。
同じ旦那さまに仕えてた
中国人(細かい民族とかの設定は忘れた…とにかく黄色人種)の奴隷と黒人の奴隷が
恋仲になって、旦那さまにも認めてもらえて結婚した。
ほどなくして女は子どもを生んだが、 ...
胎児冷笑(藤本義一)
主人公は医者で、人工授精の担当をしてるんだけど、ある時、
昔自分を陥れて、恋人を奪った男がたずねてくる。
男の妻は、かつての恋人。子供ができないので、人工授精してくれという。
男のほうに、子供を作る能力がなかった ...
不明
昼過ぎの都内の地下鉄にて。
4、5歳の男の子とその母親、それにその母親の友人らしき女性の三人連れがいたんだけど…
女性二人はシート3、4人分占領して、メイク道具やら何やら広げてくっちゃべってた。
男の子がいくら話し掛けても、母親は友達と話に ...
ファベッタ
昔、誰もいない豆畑で、赤ん坊が拾われた。赤ん坊は女の子。
豆=ファーベの畑で拾われたので、ファベッタと名付けられ、農夫が育てる。
赤ん坊は育つにつれ、輝くばかりの絶世の美女に。ついに王様の耳にも入る。
王には、すでに3人の妃がいた。王は ...
サーラの冒険(山本弘)
当初は素直に読める、いじめられっこサーラが冒険者に憧れて成長して行く物語
虚弱な体質ではあるが素質はあり、一度有名な冒険者の霊に憑依された事がある為
その動きを身体が再現する様に努力し開花していく。
師匠の娘である男装少女と惹かれあい恋人 ...