No Image
645 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/21(日) 12:43:17.88田沢湖の辰子姫の伝説

ある村に辰子というとても美しい娘が母親と二人で暮らしていた。
年頃になった辰子はいつまでも美しいままでありたいと願い、観音堂に百日参りをすることにした。
満願の日、観音様が辰子の前に現れ「ある場所の泉の水を飲めば願いがかなう」と告げる。
お告げのとおり ...

No Image
538 名前:1/2 :2012/10/17(水) 14:41:25.11なんだかモヤモヤする話。小林信彦「決壊」

主人公はテディ・ベア、またはミスター・ベアと呼ばれるラジオDJ。
と言っても、人気深夜番組の第2部を週に1日任されているだけ。あとは名前の出ない仕事をこなしている。
前年までは第1部を任されていたが、他の仕事でスタッフに危害を与えたので左遷されたのだ。 ...

No Image
408 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/11(木) 22:21:35.32ノーベル文学賞受賞記念
莫言「白い犬とブランコ」

進学で故郷を離れた主人公が故郷へ帰ってきて、
コーリャン畑で幼馴染の女性に出会う。
主人公は昔、ブランコの事故で彼女の片目を失明させてしまった。
近況について聞くと彼女も結婚して子供もいるようだ。
その後、主 ...

No Image
325 名前:1/2 :2012/10/07(日) 12:08:16.66ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編「じゃま者」

アルゼンチンの荒野に、ガウチョの兄弟が住んでいた。
彼らはガウチョだが、屠殺も馬泥棒も博打もやった。
兄弟は粗末な家に二人きりで暮らしていた。家中探しても、本はぼろぼろの古い聖書一冊しかなかった。

ある日兄の方が、街から女を連れてきた。

No Image
313 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/07(日) 05:54:57.46昔話より「笹無山」

昔、藤戸という所に与助という大変親孝行な漁師が老いた母と2人で暮らしていた。

ある冷たい雨の降る冬の日、1人の武将が与助に浅瀬の場所を訪ねた。
与助は丁寧に教えてやったが、武将は、海に目印の竹を立てて欲しいと言う。

与助は親切心と、褒美で母に楽を ...

No Image
243 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/05(金) 01:40:01.97ダン・ブラウンの小説「デセプション・ポイント」
ネタバレはできるだけ避けるけど完全には避けきれてないので注意

大まかなストーリーは
アメリカ政府の公表した重大発表に嘘があることを偶然知った主人公の男女が
追手から逃げつつ真相を暴いていくという流れ

最後、無事に逃 ...

No Image
233 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/04(木) 21:40:48.24福島県二本松市に伝わる安達ヶ原の鬼婆

昔、京都の身分の高い大臣の屋敷に乳母として奉公していた岩手という女がいた。
彼女が世話をしている幼い姫君は生まれつき重い病を患っていて、いつまでも
口がきけないありさまだった。
あちこちの医者に見せてもよくならず、ある高名な祈祷師にお願 ...

No Image
207 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/04(木) 08:47:08.48昔読んだ宮部みゆきの「火車」
一回読んだっきりなんで誤り多いかも

主人公は定年退職済の元刑事。
甥っ子が美しい女性と結婚することになるが、突然彼女は失踪。
捜索するうちにその女性Aはそもそも本名ではなく、別人BがAに成り済ましていた事が判明した。
B一家は当時増えて ...

No Image
200 名前:1/2エログロ注意 :2012/10/03(水) 23:37:25.14昔、父の蔵書(ってほどのもんじゃないが)で読んだ西村寿行の短編小説。

山奥の屋敷に、金持ちの老人と忠実な使用人が住んでいた。
使用人は屈強な大男で、唖だった。
ある日幼い姉弟を保護した老人は、文明から隔離して地下室で飼育することを思いつく。
(迷子なのか捨て子なのかは忘れた。近 ...

No Image
144 名前:本当にあった怖い名無し :2012/10/01(月) 15:29:36.37既出かも知れないけど筒井康隆の短編
題名は忘れた

ある男が会社に行くため電車に乗っている。
目的の駅に着いて降りようとしたらいきなり腕を捕まれる。
驚いて振り向くと、フグみたいな顔をしたおばさんが憤怒の表情を浮かべている。
「ちょっと!!痴漢よ!!あなた触ったでしょ ...