案山子男
突っ込みどころ満載ではあるけど、一応後味悪いかなと
夜のとうもろこし畑で三人の若者がたむろしている
その中のミッチが「こんな話を知ってるか?」と語り出す
高校生のレスターは老け顔で貧弱、臆病、挙動不審とこれでもかと言うほど典型的ないじめられっ子
淫乱 ...
せかいいちうつくしいぼくの村(小林豊)
少年ヤモは、兄が戦争に行ったため、
親を手伝って働いている。
ヤモの住むパグマン村は、
すももやさくらんぼ、果実がたくさん取れる
とても美しい風景の村だ。
春のある日、ヤモは父と一緒に
さくらんぼとすももを売 ...
一緒に応戦すればいいのに
ある女子を普段は呪い扱いして陰で悪口言ったりしてたが
担任が出張の日で代わりの先生が来ない時間に
ここぞとばかりに男子たちがその女子に悪口の集中砲火
その女子も気が強いがすでに号泣して舌戦してたが
泣いているので何を言ってるのか聞き取れな ...
赤い霊柩車/第31話「追憶の彼岸花」
コナンとザッピングしながらみてたからちょっと違う所があるかも
明子(片平なぎさ)はある日、
「母親が子供と無理心中しようとして失敗し、子供は死亡、母行方不明」
というニュースを見る。
後日、明子心中事件の母子のも ...
復讐(皆川博子)
主人公は幼い娘を持つシングルマザー。
年下の恋人は娘を可愛がっているし、娘もなついている。
恋人はある日、お見合いに無理矢理連れ出された、と愚痴って主人公に相手の写真を見せる。
色白で可愛らしい、まだ19歳のお嬢さんだった(うろ覚え) ...
ヘギョンくんの胃薬
韓国ネタ嫌いな人はスルーよろ。
投稿主は日本人の、予備校講師男性。
1978年の春、投稿主の通っていた大学が交換留学を行うと発表した。
姉妹校である韓国の大学から二名、こちらから二名を一年間交換留学させ、
交流を図るというものだ ...
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年(村上春樹)
主人公のつくるは高校時代に男女なかよし5人グループに所属していて、
それは何物にも代えがたい親密な友情だった。
つくる以外それぞれ苗字に色の漢字が入っていて、アカ、アオ、クロ、シロと呼び合っていた。
高校卒業後つくるだけが東京の大 ...
狂人の太鼓(リンド・ウォード)
サブタイトルの通り文字のない「小説」なので、以下私の解釈。
成り上がりの奴隷商人が暗黒大陸アフリカで奇妙な太鼓を見つけ、なぜか魅せられて屋敷に飾る。
商人は幼い一人息子(主人公)を厳しくしつけ、ひたすら勉強させる。
息子が例の太鼓を叩い ...
僕らは海へ(那須正幹)
主人公さとしは小六。母子家庭で、出版社で働く母のもと中学受験に向けて勉強中。
勇・雅彰・邦俊は、さとしと同じ学習塾に通う仲間で、そこに貧乏な大工の子供である嗣郎を加えて、
荒れた埋め立て地の中にある秘密基地でよくたむろしていた。
ある日、五人は勇の発案で埋め立て地に不法投棄 ...
白バラはどこに(クリストフ・ガラーツ)
舞台は第二次世界大戦中のドイツ。
「白バラ」という意味の名前を持つ少女はある日、
自分には微笑みウィンクしてくれたドイツ兵が、
戦車から逃げ出した一人の男の子を捕まえる光景を目にする。
戦車のあとを追い、ユダヤ人の収容所にたどり着いた白バ ...