湖畔にて(倉阪鬼一郎)
哲学にのめりこみ真理を追究するあまりに精神を病んだ彰彦は
田舎の湖畔に療養のため引っ越す
精神を病んだことともともとの性格から人付き合いを避けていたが、
静かな湖畔で暮らし黒猫を拾い育てるうちに精神も回復していく
ところがある日村人が作務衣をきて黒猫 ...
O嬢の物語(ポーリーヌ・レアージュ)
ある日、主人公のOは恋人のルネから
「僕のいうことは何でも聞けるよね?」と聞かれ、「もちろんよ」と答えてしまう。
ルネはロワッシーと呼ばれる所にある館へ彼女を連れて行く。
その館はSM調教を施す場所であり、そこでOは調教の日々を過ごす事になった ...
世にも奇妙な物語/「整形手術」
そんな自分の顔に嫌気がさし、整形で見違えるほどの美人になる
自分は生まれ変わったんだと昔の写真を全て燃やす主人公
早速男性と付き合い始めるが、何故か男性は主人公を殺そうと襲いかかってくる
さらには道 ...
侯爵夫人ドニッサン(藤本ひとみ)
中世フランスの貴族一家。
夫は戦等の遠征で、妻に子供が生まれた直後から家を空けていた。
妻は女主人として家を守るため、生まれたのは女児だったが男児だと偽って夫を送り出した。
月日は流れ、男として育てられていた娘は男装の美少 ...
消えた上履きの問題(西澤保彦)
その中でもいやーな感じになる作品を一つ。
「消えた上履きの問題」という、短編。
女子高教師の佑輔は、二つの問題に頭を抱えていた。
一つは、クラス内で起こっているいじめ問題についてだ。
イジメというのは、当然、いじめるほうが悪いに決まってい ...
狼の口 ヴォルフスムント/第11話「ヘートヴィヒとヴィルヘルム」(久慈光久)
中世スイスで圧制に苦しみながらも自由勝ち取るために奮闘する市民団と
関所を抜けようとした者は例外なく処刑する代官の話。
その処刑の仕方もそれまでの過程もなかなかえぐい。
逃亡の為髪を切って馬糞顔にぬりたくってでも関所を突破しようとした美少女も
裸にひん剥 ...
うらめしや/第19話「絵姿の美女」(魔木子)
主人公のお妖は強い霊能力の持ち主で、その力で怪事件を解決するため
「『うらめしや』のお妖」と呼ばれ、一方で人々に頼りにされながらも不気味だと忌み嫌われている。
彼女は神仏の力を借りて除霊などを行うが、神仏が彼女に依頼をすることもある。
また、 ...
藩医三代記(星新一)
のどかな小さな藩の藩医のお話。
父。穏やかで真面目な人格者。
三人いる藩医の中で一番身分が低いが、慕われている。
医学修行のために一人息子の剣術の稽古をやめさせるが、理由をきちんと教えて納得させる。
医師が節くれ立った手をしていてはありがたみがない。
魔術の殺人(アガサ・クリスティ)
763:本当にあった怖い名無し:2013/03/27(水) 15:12:24.69
父と息子の関係で思い出した、アガサクリスティのミスマープルシリーズで
ちょこっと出てきたエピソードなんだけど
村に長年歯医者をやっていた父親がいて都会で学んだ息子が帰り一緒に歯科をやっている。
しかし父親は加齢で腕が落ちていて村の人は皆最新技術を学んだ腕のい ...
ゲゲゲの鬼太郎/第3期第37話「妖怪おどろおどろ」
ある若い青年による児童誘拐事件が多発する。
鬼太郎の元には「事件に関わるな。」と脅迫文が送りつけられ、逆に鬼太郎は動く事に。
青年が公園で子どもを誘拐した現場を目撃し、後を追うと古い洋館に辿り着く。
まるで誘い込むような青年に不信感を抱きつつ、中に入る ...