ウルトラマンメビウス/第32話「怪獣使いの遺産」

172 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/16(火) 07:16:17
怪獣使いと少年には、作家の朱川湊人が脚本を書いた続編があるんだぜ

ウルトラマンメビウス「怪獣使いの遺産」

一人の宇宙人が地球人と友好を結ぶ為に現れた

「地球人と友好を結ぶ為に、過去に同胞が地球人に殺された事件について話したい
 護衛の為に一応怪獣を連れてきたが、手を出されない限り暴れるつもりはない
 これは自分と地球との問題だから、ウルトラマンは口を出すな」

と主人公(ウルトラマン)に話す宇宙人

主人公は平和的に解決するならと、手を出さない事を約束する

しかし、仲間の隊員が主人公が襲われていると勘違いして攻撃
宇宙人はキレて宇宙船で破壊活動を開始
ついでに地球人に謝罪と賠償を要求

たまたま近くを通りかかった保育園ご一行登場
怪我をした宇宙人を見て怖がるが、一人の園児がハンカチを差し出し
後に続いて他の園児達もハンカチを出し傷の手当てを始めた

宇宙人と約束した手前、何も出来ない主人公だったが
仲間から、早く変身しろよと促され変身(仲間には正体ばれてます)
宇宙人の怒りと憎しみに反応し怪獣が出現する

―ウルトラマンと怪獣戦闘中


173 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/16(火) 07:17:09
宇宙人は隊員に、過去に起きた事件について話し
殺された同胞というのは自分の父親だったと明かした

その話を聞いた保育園の園長は、「お会いしたかった」と話し出した

園長は子供の頃に「少年」と会っていて、少年からおじさんの話を聞いていた

「少年はやがていなくなってしまったけど、きっとおじさんの星に行ったのね
 私はおじさんと少年の影響で園長になったの
 おじさんが残した愛情という名の遺産は、私から園児へと受け継がれているわ」

その話を聞いて、宇宙人を撃った隊員が
「俺が言えた義理じゃないけど、もう一度地球人を信じてくれ」と頼みこむ

二人の言葉に宇宙人はもう一度地球人を信じてみようという気になるが
コントロールを失った怪獣を止める事が出来ず
ウルトラマンに憎しみごと怪獣を消し去ってくれるように頼む

宇宙人の言葉を受け、ウルトラマンは光線で怪獣を撃破

宇宙人は父の撒いた種が花を咲かせることを期待して、自分の星へと帰って行った

終わり


174 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/16(火) 07:23:13
俺の駄文のせいで伝わり辛かったらすまん

出来は微妙だけど、この話自体は別に後味は悪くない
ただこの話のせいで「怪獣使いと少年」まで安っぽくなった気がして、ちょっと後味が悪い

あと個人的に許せないのが、息子を撃った隊員の扱い
熱血馬鹿という設定が、この話ではただの馬鹿というかDQNになり下がってる('A`)

朱川さんは他にも二本脚本を書いてるけど、そちらも微妙な出来

ウルトラマンメビウスという作品の中で、その三本は明らかに浮いてる気がする

この人の書いた小説版の外伝は出来が良いらしいのがまたモヤモヤする


176 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/16(火) 13:34:02
仲間の隊員に正体バレ
しかも変身を催促されるとか
昭和のおっさんにはついていけない

187 名前:本当にあった怖い名無し :2010/11/16(火) 17:20:06
>>174
小説版だとさ、その宇宙人内心で「難癖付けて地球を攻撃してやろう」と当たり屋精神全開なんだぜ

 

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