仇討ち
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578 名前:本当にあった怖い名無し :2011/02/26(土) 23:04:40.67
- 確か「その時歴史が動いた」だったか、の 歴史番組で紹介されてた仇討ちの成功例を思い出した。
仇討ちに出る少年の御供に、叔父と遠縁の武芸の達人が選ばれた。
この達人、浪人の出ながら武芸で名を揚げ少年一族の婿養子となり
さぁこれから、 という時に先の見えない仇討ち行が決まり、新妻も夫が帰るか死ぬまで独身が決定。
別れの演出も盛り上がる。
そして二十余年の歳月の後、遂に仇を発見。その時のナレーション、
「(元)少年は直ちに叔父と連絡を取り、脱落して髪結になった達人に替わる助っ人を国元から呼び寄せた」
この一言で達人夫婦の出番終了。仇討ちを遂げた(元)少年は国元で武士の鑑と称えられ村をいくつか領するようになったが、
半生を仇討ちに費やしたため実務はさっぱりで、それを馬鹿にする童歌が昭和まで残っていたそうな。
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584 名前:本当にあった怖い名無し :2011/02/27(日) 07:32:22.23
- 仇討ちに出るといっても人を斬ったことなんかない少年・青年だから
いざ仇見つけて対峙しても躊躇して決着がつかずに記録に残ってるところで
最長16時間延々剣を持って対峙し睨み合ったままお互いに硬直して
疲労のあまりお互い失禁・失神してお開きになったこともある
と歴史家(名前失念)が講演の時言ってた。
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585 名前:本当にあった怖い名無し :2011/02/27(日) 10:35:29.98
- だから助太刀オーケーなんだよな。
しかも仇討ちって、実は武家以外の人でも許される事もあって、
女性が仇討ちに出る事もある。なんにせよ、まず自分とこの藩に
「○○って奴を、これこれこういう理由で仇討ちしたいんです」って申請出して、
許可が出たら藩から仇討ちの相手にも「××がお前を仇討ちするって」って情報が来て
用心棒を雇ったりして身を守ることも認められてる。もし相手が別の藩の人間なら、そっちの藩にも
「そっちの藩の○○って奴を仇討ちに行くんでよろしく」
って藩から連絡が行くし、やってる方は深刻なんだろうけど
正直なところ端から見れば平和な時代のただの余興って感じだよね。