裁判長!ここは懲役4年でどうすか
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351:本当にあった怖い名無し:2013/04/27(土) 01:30:34.95
- バナナマン設楽が主演をやってた
「裁判長、ここは懲役2年でどうでしょう」みたいな映画から1エピソード
細部はだいぶちがってるかも主人公はひょんなことから裁判の傍聴にハマり、いろんな刑事裁判を傍聴してる
ある日、裁判所の前で息子Aの無罪を訴えて街頭宣伝している年老いた母親を見かける主人公
興味をもって話に耳を傾ける。なんでもAは連続放火の罪で起訴されているらしい
貧しい母子家庭に生まれたAだが非行に走るのでもなく落ちこぼれるでもなく
ひたすら真面目に勉強&バイトを掛け持ちして家計を支えてきた親孝行者。
長年の苦労が実ってようやく有名大学の特待生になれた
そんな矢先、連続放火の濡れ衣を着せられてしまったという
母親はもちろん、Aを知る周りの人達も冤罪を信じている
目撃証言も曖昧なものであったが第一審では有罪判決にされてしまった母子を憐れんだ主人公も宣伝活動に加わる
続々と参加者は増え、ついには弁護士団体まで無償の支援にのりだし、第二審に臨む裁判当日
実直そうな被告人Aが入廷してくる、不安そうに見守る母親。
「冤罪よ、覆ってくれ!!」 祈る主人公たち。
不思議な緊張感のなか、不意にAが口を開く。「裁判長、すいません ぼくが放火をやりました
燃え上がる炎をみてると 嫌な事ぜんぶ忘れられたんです・・・」