名探偵コナン 14番目の標的

毛利小五郎の親しい人間が次々に襲われていく中、
被害者の名前に十三から順番に数字が入っていることがわかり、
小五郎と親しいソムリエ　沢木公平（名前に八が入っている）を保護することに。
しかし、名前に１～９までの数字の入った人間が
いつのまにか１箇所に集められていた上に、
その全員と一緒にある施設に閉じ込められてしまった。

二人やられてしまうものの、ほぼ全員がなんとか生きて脱出。
ここで小五郎（コナン）が真相を暴く

犯人は実は沢木公平で、
動機は味覚障害にされてソムリエ人生を絶たれたことへの復讐だった
味覚障害の原因はストレスと、交通事故による脳の外傷の双方が考えられるので、
その原因となる人物を全員殺して自殺するつもりだったという。

しかし交通事故の加害者に対する恨みはわかるが、、
こいつの言うストレスというのがどれも些細なことで、
とても殺すほどのこととは思えなかった。
しかも本当に殺したかったのは４人だけで、
他はカモフラージュのために襲ったという

暴かれた後は急に高い声で叫ぶように話し始めたり
殺し損ねた人物を襲うために蘭を人質に取って逃走したり
まさに狂人のようだった

最初は落ち着いた人物だったのに突然発狂したり殺人の動機が幼稚だったり
コナンにしては犯人像の出来が雑な映画だったと思う

まあ現実の事件もそんなもんだし、ある意味リアルだよ

そりゃ大人にもファンがいるのはわかるんだけど、
ストーリーやトリック、動機はさすがに「…うん、まぁね」みたいな感じなのが
当たり前なんじゃないのかと思ってた