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252 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/18(月) 00:03:35
『君にしか聞こえない』ってラノベ思い出した。後味悪い話じゃなイケド

友達が一人もいない孤独な少女の主人公が、頭の中で自分の理想の携帯電話を想像していたら、
その携帯に数時間ほど過去の時間から電話がかかってくるのよ
電話をかけてきたのは主人公と同じように孤独な少年で、少年も同じように想像の携帯を頭の中に持ってるの
同じような孤独を共有している二人は打ち解けて親しくなる

二人は同じ時間に存在している人間で、本物の電話では普通に話すことができたけど、
想像の携帯電話だと何故か数時間の時間差があった
(想像の電話で繋がりながら主人公が新年をむかえると、電話の向こうの少年はまだ去年、といった感じ)

ある日、主人公が少年がやったように適当な番号を想像の携帯電話に入力していると、
偶然にも一人の女性と繋がった(想像の携帯電話は同じような想像の携帯電話にしか繋がらない)
女性はあまり自分のことを語ろうとしなかったが、
主人公の辛い日常の話を親身に聞いてくれる理解者となり、最適なアドバイスをくれた
少年と女性は孤独な主人公にとって心の支になった


253 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/18(月) 00:05:30
つづき
やがて、主人公と少年は実際に会おうと約束し、主人公がそのことを女性に報告すると、
女性は何か意味深なことを言った(何て言ったかは忘れた)

主人公は少年との待ち合わせ場所に立ち、
想像の携帯電話で少年と話していると、そこへ一台の暴走車が猛スピードで突っ込んできた
主人公は自分が車に撥ね飛ばされることを悟るが、その瞬間に誰かに突き飛ばされた
主人公を突き飛ばしたのは見知らぬ少年で、少年は主人公の身代わりになって車に撥ねられた
少年は主人公が無事なことを見届けると、「良かった」と呟いて意識を失い、搬送された病院で息を引き取った

それ以来、少年に電話が繋がることは無かった
待ち合わせ場所に向かっていた少年は、未来の時間にいる主人公が死ぬことを通話中に知り、
大急ぎで駆けつけて身代わりになったのだった
主人公は女性に電話をかけ、「全部知っていたんですね?」と聞くと、
女性は「未来を教えることがあなたにとって良いことか分からなかった(うろ覚え。全然違ったかも)」と言った
その後、主人公は二度と女性に電話をかけなくなった

やがて主人公は大人になり、依然とは打って変わって明るくなり、
友達も出来て、本物の携帯電話も持つようになっていた
そしてある日、数年ぶりに頭の中の想像の携帯電話に電話がかかってくる
主人公が電話にでると、電話をかけてきたのは一人の暗そうな少女だった
おどおどとている少女に、主人公はかつて自分がそうされたように優しく話しかけて終わり


254 名前:自治スレでローカルルール他を議論中 :2010/10/18(月) 00:27:06
>>253
並列世界がいくつも存在してて、主人公の少女時代がループしてるってことだと、後味悪い。

 

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