ホーム » 小説 » 小説/ま行 » 靄の中の終章(清水義範)

429本当にあった怖い名無し:2013/07/27(土) 01:48:32.91
清水義範の「靄の中の終章」もなかなか

430本当にあった怖い名無し:2013/07/27(土) 02:05:38.08
>>429
なんだっけ、ちょっとぼけた爺さん(婆さんはすでに死亡)が
一気にボケる話だっけ

爺「おい嫁、御飯はまだなのか!」
嫁「あれお義父さん、朝ごはんはもう召し上がったはずですけど」
爺「え・・・あ、昼ごはんという意味で言ったんだ!」
嫁「まだ早いですよ。まあそうめんでしたら用意しますけど」
爺「まったく、わしはボケてなどいないからな、ずずー。
   お、友人が来たか。ちょっとまて。今昼ごはんをすますから」
友「いや、ちょうどごはんが終わったようでよかったよ」
爺「ああ、すまんな。ところで嫁、そろそろ昼ごはんを食べたい。
   そうだ友人にもだしてやれ」
嫁&友「え!」
爺「・・・あ、お前は婆さんではないか(嫁を婆さんだとおもってる)、いつの間にか若くなったな。
   おい、横にいるやつは誰だ?浮気でもしてるんじゃないだろうな!」
嫁「・・・ちょっと主人をつれてきますね」
友「わしももう帰るよ」
爺「おい婆さん、まってくれ!」
爺「・・・なんかへんじゃの」
息子「ただいまー、親父、大丈夫か?」
爺「お、お前は・・・わしじゃないか。お、婆さんも来たか。
   見てくれ、ずいぶんかっこいいじゃろ、わしって」
嫁「昼ごろからこうなのよ」
息子「やれやれ・・・いいですか、もし僕があなたなら、あなたは誰なんです?」
爺「わしは・・・わしじゃ」
息子「いいえ、僕は僕自身です」
爺「ええと、ということは・・・そうか、わしはいないのだ・・・なんだか靄の中にいるようだ」
終了

てな感じだったとおもう

 

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