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686 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/13 20:18
乱歩なら、「防空壕」も後味悪い。

「防空壕」は、戦時下で防空壕に逃げ込んだ男が、
後から逃げ込んできた女と二人っきりになる。
生きるか死ぬかの瀬戸際に、なーんかそんな気分になって、女とセクースする。

女は若くて美人で、セクースも最高。
男は女が忘れられなくなって当てもなく探し歩く。

ようやく女の情報を見つけて尋ねると、
そんな女はいないと老婆に教えられ、とうとう男は
あれは幻だったかと不思議に思いながら諦める。

最後にエピローグとして、老婆の会話が。

老婆の元に、男が若い女を訪ねてきた。
そんな女は知らない。
でも話を聞いてみると、防空壕の中で
セクースした女を探してるらしい。
その女は知ってる。自分だ。

何を勘違いしたか、男は自分を若くて美人と思いこんでる。
事実を知らせるのは忍びないので、一夜の夢のまま秘密にしておいた。
バレないように冷や汗掻きましたよ…おほほほほ…

っつー話し。
女には後味悪くないけど、男には後味悪いと思われ。


687 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/14 02:27
>686
異常な状況下とは言え、おばーさんにもう一度春が・・・。
いいお話だ。
男も最高のセクースしたとおもてるのなら、オケーでしょ。

688 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:02/07/14 15:14
確かに、おばあさんの思惑通り、男もロマンティックな幻想の思い出、
として認識してるんだから、おっけーだよな。
実は男が後味悪いんじゃなくて、読者(特に男の)が我が身に投影
して後味悪い話、なのかも。

 

ペテン師と空気男 (江戸川乱歩文庫)
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後味悪い
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