西洋骨董洋菓子店(よしながふみ)
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21 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/04(土) 02:06:08
- 漫画の西洋骨董洋菓子店のラストがなんか後味悪かった
主人公はかつて誘拐された事がある。
金持ちの子供だったから身代金を要求されるかと警察が
不審者を洗ったりとかせずに犯人側の要求を待っている間に
時間がすぎ、警察が本格的に動いても時遅くみつからず、周囲は焦る。
その時帰ってきた主人公は記憶を失っていた。
身代金を要求されなかったのは、いたずら目的かもしれない。
主人公はその事を覚えていないが、母に抱きしめられた時はほっとしたのに
父に抱きしめられた時はひどく恐怖感を感じるという描写があり、多分いたずらされたっぽい。
主人公が唯一覚えているのは、犯人がケーキ好きで自分に毎日ケーキを食べさせた事。
タイトルにある洋菓子店は、主人公が犯人をおびき出すために開いたもの。
後半、主人公を過去に誘拐した犯人らしき初老の男が出てくる。
しかし確証を持たせる描写はなく、主人公と男は全く接点を持たないまま話は終わる。
一応ラストページ自体は爽やかだがすっきりしなかった。
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23 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/04(土) 05:18:34
- >>21
確か主人公を誘拐した人は息子を失っててその代わりを求めてたんだよね(最後までも吹っ切れてない様子だったけど)
私は、主人公が「誘拐された子供の胃にケーキが残った状態で殺されてる」という、
かつての自分を思い起こさせる誘拐事件を解決する時(犯人の家に乗り込んだ)と、
その後が何かモヤモヤな気分。
犯人(引きこもりの息子)を必死にかばう母親が‥
極めつけは、事件解決後に刑事さんから聞かされる犯人のセリフ
「子供達にケーキを食べさせるのは天国に行けるようにする為の儀式(うろ覚え)」
こ、この基地外が‥!と思った。創作物ではあるんだけどさ