ホーム » 小説 » 小説/は行 » 拾った女&死人を恋う(大石圭)

360 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/14(月) 22:04:14
ホラー系アンソロで読んだ短編小説。
作家は見たことある名前だった気がするんだけど、忘れた。

引きこもりの童貞男が、人生に絶望してとうとう富士の樹海に自殺しに行く決意をする。
で、夜の樹海をウロウロして死に場所をさがしてるうちに
先に自殺完了してた女性の死体を発見。
引きこもりの童貞男は、生まれて初めて若くてきれいな女の肉体を間近に見てドキドキ
思わず自殺するのも忘れて、その女の死体を連れて家に帰る(樹海には車で来てた)。
死にたてホヤホヤの女の死体は明るいところで見ても美しく、
夜じゅう夢中で死姦にふける引きこもり男。
ヤりまくって疲れ果てて一眠りし、朝になって再び女の死体と対面した途端、
死斑の浮かびはじめた女の死体のキモさにドン引きする。
初めての女だったけど、天使のような美女と思ったけど、やっぱ死体は死体だわ…
と絶望して、改めて女の死体を樹海に棄てに行ってend。

ホラー短編集だったし、べつにもともとハッピーエンドとか期待してた訳じゃないんだが
引きこもり男の身勝手さがリアルに気持ち悪くて、
読み終わったあといつまでもイライラが残った。


367 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/15(火) 01:12:14
>>360
もしかして大石圭の「死人を恋う」かと思ったけど
あれは長編だし細部が違うな

「死人を恋う」の方は
主人公は自殺をしに行った山で、偶然車中で練炭自殺の用意をしている集団を発見する。
充分時間が経って彼らの車を覗き込んだ主人公は、
集団の一人である女子高生に一目惚れ。
自殺をやめて死体を持ち帰ってしまう。
そして女子高生(死体)への愛に目覚めるが、当然腐っていく。
愛する彼女が醜くなるのは耐えられないので庭に埋葬した。
引きこもりだった主人公は生れて初めて寂しいと思った。

最終的にはインターネットで一緒に自殺してくれる人を募り、その人を殺し
腐るまでデートしたりなんかして庭に埋めて…を繰り返すという話。


377 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/15(火) 09:33:04
>>367
大石圭はその小説の元となる短編をどっかのアンソロで書いてたから多分大石圭だ
短編の方は読んだ事ないけど

460 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/05/17(木) 04:28:43
亀レスでスマヌ
>>360
>>367,377の指摘どおり、大石圭の「拾った女」ではないかと
異形コレクション31巻の「妖女」に収録されている

・・・ただ、>>360の書いてるラストとちょっと違ってて
死斑の浮き出た女の死体を見てショックを受けるんだが
楽しい?時間が終わってしまったのならば自分も同じようになろうと決意して
樹海で死ぬために呑もうとしてた薬を呑んでから、ベッドで死体に添い寝してEndなんだけど

ま、気色悪いというかどーにも陰鬱であることには変わりないけど

 

妖女 (光文社文庫)
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死人を恋う (光文社文庫)
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