黒ノ十三

576 名前:1/2 :2009/08/31(月) 23:55:06
「黒ノ十三」というホラーゲーム(ゲーム性がほぼ皆無で小説状態)の中の「ラミア」という話

主人公は小学生(か中学生)の女の子。
どこかのゲーセンに不思議な占いゲーム機「ラミア」というのがある、とクラスの話題になっており
それは占いゲームという建前だけど何故か願いを叶えてくれる力があるという話。
主人公の母親は病気で入院していた為、もしそんな物が実在するなら試してみたい
お母さんの病気を治してもらいたい、とゲーム機を探して回る。
探し回った結果撤去寸前の状態で見つかり、半信半疑ながらも試し
「お母さんの病気を治してください」とお願いする。
直後に病院に行ってみると「あら○○ちゃん、お母さんなら急に嘘のように病気が治っちゃって
さっき退院した所よ」とか言われる。大喜びの主人公。

家に帰ると良い匂いがしており、お母さんがご飯作って待ってるんだ!とドアを開けるが
そこには何故か包丁で腹を刺された母親が死体となり横たわっていた。
家の中も荒らされていたので恐らく強盗に入られ殺された物と判断。
テーブルには主人公の為のバースデーケーキなどがあり、母親も治った早々
主人公の為にと色々準備していてくれたようだ。
「自分がこんなタイミングで病気を治してなんて願ったからお母さんが死んでしまった」
とショックを受ける主人公、再びゲーセンに戻りラミアに「お母さんを生き返らせて」と懇願。


577 名前:2/2 :2009/08/31(月) 23:56:07
家に帰ってみると、そのまんま腹に包丁刺されて流血した状態で「おかえりなさい」
とか言ってる母親。表情も動きもおかしくて、死体あやつり人形のゾンビ状態。
視点の合ってない目で「ケーキお食べなさい」と血を流しながら言い、手づかみで
ケーキを押し付けてくる。
あまりの状態に恐ろしくて悲しくて仕方なかったけど、これも全て自分のせいだと
「これからはこのお母さんと一緒に暮らそう」と決意する主人公。
しかしその頃、ゲーセンにてラミアが撤去されていて、そのせいか
母親の身体は崩れ落ち、溶けて消えてしまった。
「さよなら」という言葉を残して・・・

プレイしたの大分前だけど、多分こんな感じ。
基本的にこのゲームは「後味悪い話」ばかり入ってて、個人的には
散々推理物として煽るようなストーリーで物語終盤まで進めておいて
(時間差密室殺人みたいな感じの事件が起こって、犯人誰だろう?とか話してる)
ラストでいきなり神隠し的なバケモンの仕業でしたーとか言い出して
それまでの謎を全部ほったらかしにするストーリーが、別の意味で一番後味悪かったけどw


578 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/01(火) 01:38:44
乙です
消滅したなら少しはマシな終わり方な気がする
ラミア撤去のせいで現状を変えられず腐った母親と永久に
暮らすとかだったらたまらん

606 名前:本当にあった怖い名無し :2009/09/01(火) 14:48:27
黒の十三ラミアでてたが、確かにこのゲームは全部後味悪いね…
最初から最後まで最悪なのは羽音。

主人公は学校でいじめられている。
いじめは日々ひどくなり、ある日いじめっこ達にGを無理やり食べさせられてから、体の中で羽音がすることがある。
優しかった母が救いだったが、段々母もおかしくなってきたような気がして
作ってくれた弁当が腐って見えたりする。

嫌な思いをする度にあの音は大きくなる…

いじめが続き追い詰められた末、最後は真実を知る主人公。

実は主人公は既に母親に殺され埋められており、 その死体を食べているGが主人公の記憶を思い出している説や
主人公が成仏できずに残留思念をGとなってエンドレスで見続けているなどはっきりした結末はわからない。
わかったことは、主人公は最初から救われていなかった。

携帯からアンドうろおぼえでわかりにくかったらごめん。
選択肢によっては、Gを食べさせられそうになる→
切れた主人公がいじめっこをやっつけ下克上
というバッドエンドが一番いい終わりのような…

 

ベストプライス黒ノ十三
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