汐の声(山岸凉子)
彼女に霊能力などなかった。ただ、赤ん坊の頃に火事が起こる前にたまたま大泣きしただけで
「この子は火事を予知したんだ」などと騒がれ、霊能力者として祭り上げられただけだった。
でも本当は今更身内に逆 ...
死刑囚042(小手川ゆあ)
主人公は、過去に大量殺人を行った罪で死刑囚になっている。
ある時、脳内に埋め込むチップが開発される。
そのチップは感情の高まりを感知し、激情すると脳の血管を破壊し死に至らしめるという物。
主人公は、そのチッ ...
処刑は3時におわった(手塚治虫)
時は第二次世界大戦中。
強欲なナチの軍人がとあるユダヤの学者を捕まえる。
その学者が研究しているのは時間を止める薬で、
軍人は出来上がったら外国に高く売って高飛びしてやろうと考える。
その薬の在り処を吐けと拷問に ...
少女椿(丸尾末広)
主人公の少女は9歳の時に父が失踪、
12歳の時に母が死にフリークスだらけの見世物小屋に下働きとして引き取られる。
見世物小屋には、怪力の大男、顔面ケロイドの手無し男、
四肢の無い男(でもコイツが一番優しかったりする)、元娼婦の蛇女、同い年の軽業師(女装し ...
ゾンビ屋れい子/百合川サキ編(三家本礼)
主人公の姫園れい子は、死体に一時的に生命を与え、ゾンビとして使役する能力を持つ「ゾンビ屋」。
彼女が普段使役しているゾンビは、連続殺人犯として世間を騒がせ、
れい子との死闘の末に敗れて死んだ「百合川サキ」という女性ゾンビである。
サキには ...
春夢(藤田あつ子)
タイトル忘れたけど、確か清朝時代の話。
都を騒がせた女盗賊が捕まり、ある役人の家で取り調べを受ける事になった。
女盗賊は実は役人の元妻。
役人には新しい妻もいるし、生まれたばかりの男の子もいる。
後妻は、元妻が美しいの ...
十二国記/東の海神 西の滄海(小野不由美)
ある時六太は妖魔に育てられている少年と出会い、コウヤと名を付けてやった。
ろくに人間と接したことが無いコウヤは名前を付けて貰ったことを嬉しく思う。
その後彼は妖魔ごとある男に拾われ、そのことを恩に感じて忠義を尽くす。
男はクーデ ...
十二国記/月の影 影の海(小野不由美)
親の言うことはよく聞いて、教師にも逆らわない大人しいおさげ髪の女子高生。
男尊女卑の父親と、父親の言いなりの母親は勉強するなと言う。
頭でっかちになったら嫁のもらい手がなくなると時代錯誤なことを言う。
しかし勉強に手を抜けば教師に怒られる。
両親を怒 ...
シガテラ(古谷実)
おとなしい感じの高校生が主人公で、美人で性格のいい彼女がいる。
ある日彼氏のクラスメート(これまたおとなしい感じ イケメン)と彼女の友達と4人でダブルデートをした。
クラスメートは主人公の彼女にほのかな好意を寄せるが、主人公から奪うほど行動力があるわけでもない。 ...
洗礼(楳図かずお)
かなり昔に読んだので細かい所はうろ覚え。
女優で絶世の美女だった若草いずみは顔に醜い痣が出来て引退する。
「美貌を取り戻したい」と信頼する主治医に相談するいずみ。
主治医は「娘を産み、年頃に成長した時脳を入れ替えて新しい ...