夜叉御前(山岸凉子)
主人公の少女(15歳)は、得体の知れない黒いモノに夜な夜な襲われていて。
苦しみながら目線を反らすと、部屋の押入れの中から、
般若の面を被った鬼(能に出てきそうな感じ)がこちらを睨んでいる。
その内、日々の生活の中でも鬼が度々、 ...
妖怪刑事パック 妖怪コックの巻(御茶漬海苔)
少女が家に帰る途中、突然意識を失う
気がつくと全裸で四方をガラスで囲まれた部屋に閉じ込められていた
部屋には年齢も性別もバラバラな人たちが十数人(全員裸)
怯える少女だが、同年代の少年に慰められる
その時、ガラスの覆いがとかれ、外の様子が明 ...
よからぬ話(TONO・うぐいすみつる)
同じ作者TONOさんの怪談エッセイ漫画「よからぬ話」より。
ある日たまたま家族みんな夜出かける予定があって、家が空く日があった。
TONOさんは遊びに行く前に荷物を置いてこうと、夕方に一旦誰もいない家に帰った。
すると、電話が鳴る。
「もしもし?」 ...
雪女(楳図かずお)
ちょっと細部はウロで脳内変換しているかも知れないけど
主人公Aは3歳くらいの時、父親と冬山にスキーに行き
吹雪にまかれて避難小屋に父親と二人っきりで
一晩を過ごすことになったが、真夜中に眼を覚ますと
父親の姿が無く、まだ吹雪の続いている外に出た。 ...
夜叉御前(山岸凉子)
家族構成は祖母、父、母、幼い弟妹達、長女の紀子(15)。
不便な生活の中、紀子は病人の母に代わって家事をしていた。
食事を作るだけでも大変だが老人食や病人食もこなさなくてはならない。
引っ越してきた時から「 ...
ヤ・ケ・ク・ソ(杉浦日向子)
杉浦日向子の『ヤ・ケ・ク・ソ』という漫画。
手元にないのでうろ覚えで書く。
放蕩の若旦那に呼び出された馴染みの幇間(太鼓持ち)が
酒を飲みながら話をするってだけで、場面の展開はそれほど派手ではないけど、
なんとなく やる瀬 ...
夢の楽園(千之ナイフ)
主人公(女)が歩いていたら、塀に囲まれ、蔦が絡み付いてる素敵な団地の廃墟があった。
そこを眺めて至ら、男の人が来て、ここには近づくなと警告。そして路地へと曲がって行った。
疑問に思い、路地へと男を追いかけたらそこは行き止まり。
ふと ...
欲望バス(望月花梨)
主人公は市営バス
人気のない早朝の道路を、運転手に動かされて走ることからバスの一日ははじまる。
バスには数か月前から気になることがあった。
それは、毎朝中学校の門から二人並んで出てくる少年少女のことだった。
二人は私服姿で、夜 ...
夜の声(手塚治虫)
男は、まだ若年にも関わらず大企業の社長だった。
若いのに彼女も作らず遊びもせず、来る日も来る日も仕事ばかりの毎日だったが、実は彼には秘密があった。
会社が休みの日になると必ず、変装をして週末は何と乞食として過ごすのだ。
180度異なる立場のギャップを楽しみ ...
夕凪の街 桜の国(こうの史代)
知ってる人多いかもしれないけど、夕凪の街。
後味悪いっていうか、悲しすぎてもやもやした。
二回位読んでから、かなりキた。読んでない人は是非読んでほしい。
一応あらすじ。かなりうろで…脳内補完多いけど。
あらすじ読んでも、実際読んだらかなり泣けると思 ...