預言者エリシャ(旧約聖書)
かなりうろ覚えですまん。
聖職者(名前忘れた)が夕方、丘の上にある教会に至る坂を歩いていた時、
子供たちが聖職者の頭髪を嘲り「禿げ頭よ昇れ、昇れ」と囃し立てた。
聖職者は怒り、父と子と精霊の名に於いて彼等を呪った。
する ...
しばてん(田島征三)
その地方には”しばてん”という怪物が出る。
夜道に現れては「おっちゃん相撲とろう」と相撲を挑んできては相手を投げ飛ばす。
投げ飛ばされた相手は何ヶ月も腰が立たなくなる。
困った村の人たちは村一番の暴れ馬を夜道に放つことにする。 ...
ぼくたべないよ(さねとうあきら)
森の皆から恐れられているライオンが怪我をして、狩ができなくなり、お腹はペコペコ。
でもなにより、誰もがライオンを恐れてお見舞いに来てくれない事が、ライオンには寂しくて寂しくて堪らなかった。
ある日、そんなライオンに可愛らしいカゴに入った苺のパイを差し入れ ...
赤い髪の娘
黒髪が美しいとされてたころ
赤い髪を持ってうまれた娘は、村では醜いとされ、疎まれていた。
年頃になって恋をした娘、男を振り向かせたいけれど、
自分のみっともない髪を思い、あきらめていたところ、
美しい黒髪を持つ村長の娘に ...
キジも鳴かずば
石川県の昔話
ある大雨の年、貧乏百姓の家の一人娘のきくが高熱を出した
医者に今夜が峠だと言われた父親は、
死ぬにしても何か食べさせてやりたいと思うが、
家には何もない
止むなく地主の蔵に忍び込み米と小豆を盗む
赤飯を ...
安寿と厨子王(堀泰明)
安寿と厨子王だっけ?なんか納得いかなかった。
(同じモチーフの山椒大夫はもっと酷いと聞いた。 子供向けと大人向けの違いくらい?)
うろ覚えあらすじ:
お母さんと旅していた安寿と厨子王姉弟。
ある日船に乗ろうとしたら母と別々の船に乗らされた。 ...
怪談レストラン/「デザート ひらめになれ」(松谷みよ子)
「ひらめになれ」
魚屋の女の子が呪いの人形を手に入れる。
その人形に針を刺し、呪いを込めて土に埋めると相手を呪うことができるという。
そこで彼女は、同じクラスでまるで目が片方に寄ったひらめのように
自分のノートなど ...
座ると怪我してしまう椅子
話は主人公の少年(小学校5、6年)が父の郷里に引っ越し・転校するところから始まる。
転校先は父の母校でもあり、主人公もすんなり周りと打ち解けた。
しかし新生活に期待を膨らませる主人公を不安にさせる事が二つあって
一つはこの学校に伝わる怪談 ...
早く弟熊に会いたい!
小熊の兄弟の話で、あることがきっかけで弟&母とはぐれてしまう兄熊。
いろんな動物にあって弟知りませんか?と声をかけて
手がかりを貰いつつ、弟を探す。探してる最中に弟熊との回想シーンなんかも出てきて
早く弟熊に会いたい!と泣く兄熊。 ...
人とワニ(アマドゥー・ハンパテ・バ)
ウサギが裁判官の役目を果たすものとしては、西アフリカの民話がある。
草原でワニが火に取り囲まれ、困っていた。通りかかった人間が、
ワニを助けて袋に入れて背に担ぎ、湖まで運んでやる。 ...