憧れの先生
話の舞台は昭和初期か戦後すぐあたりではないかと。
花子は新しく担任になった若くてきれいで優しい先生が大好きだった
他の子たちも先生が大好きで、休み時間は生徒たちにいつも囲まれていた
花子もあこがれの先生に話しかけたいと思っていたが、 ...
赤い蝋燭と人魚(小川未明)
海から見た人間の世界が美しく見えたので
人魚母はわが子をにんげんに育ててもらおうと陸に置いてくる。
ひろってくれた老夫婦は最初はいい人で、人魚幼女を大事にそだててくれてたけど、
人魚幼女がロウソクに絵を描き、それが高値に売れるようになるとだんだん人が変わり、 ...
ヒトを食べたきりん(まちゅまゆ)
絵本と言っても大人向け絵本、絵柄も結構ダークな感じ
ある街に不器用なきりんがいた、きりんはなるべくヒトと関わらないように生活していたが
うまくいかず、ヒトとトラブルを起こしてしまう事もあった
ある日、ちょっとした事からきりんはヒトを傷つけてし ...
ぼくたべないよ(さねとうあきら)
嫌われもののライオン(他の動物を食べるから)がある日家に帰るとイチゴの入ったかごが置いてある。
「こんなぼくにも優しくしてくれる人がいるんだ」と感激するライ ...
子どもたちが屠殺ごっこをした話(グリム童話)
肉屋の息子が親が家畜を屠殺・解体しているのを見て好奇心が募り、
近所の赤ん坊を攫って解体してしまう
当然逮捕されるのだが、「子供がやった事だから仕方ない」派と
「例え子供でもこんな残酷な事やったんだから然るべき罰を与 ...
ハワイ神話/ペレ
スポーツが好きで勝負とかよくするんだが相手は勝っても負けても殺されている
凄く美しい女神なんだが惚れっぽく嫉妬も半端無いので相手の男は殆ど死んでる
ちょっと腹を立てたら島とか溶岩で村ごと殲滅なのでほんとに恐ろしい女神様 ...
ヨブ記(旧約聖書)
聖書のヨブ記の話。
ヨブという男はとても信心深かった。
毎日神に祈り、感謝することを忘れない。
神はそんなヨブの態度を気に入っていたのだが、そこに悪魔がいちゃもんを付ける。
「信心深いのはヨブが今恵まれているから。不幸になれば掌を ...
色情の執念はおそろしい
ある僧が即身仏となることを決意し、地面深く穴を掘って生き埋めになった。
その時僧の年齢は六十一歳。それ以来五十五年間、塚からは念仏と鉦の音が聞こえ続けた。
埋められた塚の印に松の木を植えたが、それが大木となり苔むしても、一向に念仏が止む気配がない。
ある ...
先妻の子が憎くて憎くてたまらない
もしかすると既出かも
昔々あるところに夫婦がいて男の子が一人いた。
妻に先立たれてしまった夫は後妻をもらい、子供をもうけた(男)。
腹違いの兄は弟をよくかわいがり、弟も兄になついていた。
しかし後妻は先妻の子が憎くて憎くてたまらなかった。
その ...
吉田としの少女向け小説
その中の作中小説です
主人公は裕福なお嬢様、気立てもいい。恋人がいる。
家では住み込みのお手伝いさんがいた。古参のお手伝いの他にもう一人、
大抵は田舎の中学を卒業したばかりの子を雑用係に雇っていた。
(戦後しばらくくらいまでは普通にあった ...