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686 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 16:52:25井上夢人「ゴールデンケージ」

大物実業家の2人の息子
成績優秀な兄・賢介と素行不良な弟・優介
優介は親にも見離されてふて腐れている
賢介は逆に親の期待を一身に受けて重圧を感じている

ある日 賢介は自分の体の変調に気づく
みみずばれのような白い筋

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633 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/16(月) 22:44:433/1
還り雛

A子は好きな男(妻子有)が出来、夫と娘を捨て家を出た。
不動産屋に部屋を案内されたとき、押入れに女雛が入っていた。
たぶん工事関係者が、どこかで拾って持って帰ろうとして忘れたのじゃないか?
と、新築分譲で2年間の定期借家で、通常の賃貸より条件が良いの ...

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791 名前:黒い葬列 1/2 投稿日:2008/06/02(月) 00:24:52作者忘れちゃったけど、「黒い葬列」というミステリー短編。
記憶をたよりに書きます。

主人公は20歳女性。図書館司書をしており、父と小学生の弟妹と4人暮らし。
この父親が酒乱で、普段は真面目に仕事をしているが酒が入るとひどい。
弟と妹は怯えるが、主人公は二人のため暴力にも必死に耐え ...

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773 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/01(日) 17:39:46泉鏡花 「外科室」

将来を嘱望されている青年医師の元に、一人の美しい公爵夫人が訪れる。
公爵夫人は、胸に重い病を患っており、すぐさま夫をはじめ家族が見守る中、
その青年医師が執刀することになる。

青年医師がその夫人に麻酔をかけようとすると、彼女は頑なにそれを拒む。

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747 名前:① 投稿日:2008/06/01(日) 03:38:34誰の小説だっったか忘れたけど
新作ゲームの実験台になった男が現実と虚像の世界がわからなくなってしまった
話は後君が悪かった。細かいところ忘れたけど、
 
ゲーマーであるAは新作ゲームの実験台となる。
もともと金に困っておりゲーマーでもあるのでその新作にふれ金までもらえるのはうれしい話。 ...

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716 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/31(土) 01:44:11ル・グィン「ギフト」

その世界では、村ごとに違った不思議な力を操れる人々がいて、
その力のことを「ギフト」と呼んでいた。
主人公の少年は、視線で相手を殺すことが出来る「ギフト」の血筋なのに
年頃になってもいっこうに力が発現せず、肩身が狭い。

ある時父親と出かけた ...

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492 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/05/25(日) 09:02:42なんとなく思い出した今邑彩の短編。

オールドミスの妹とひっそり暮らす往年の人気女優。
引退の理由は自らが運転する車で事故を起こし、恋人だった映画監督を死なせてしまったため。
そこへ映画サークルの学生たちが名女優にインタビューと称して訪問、結局泊まっていくことになる。
そこで ...

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612 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/03/17(月) 23:01:14とある大店の一人息子が重い病気になり、母親は家に祭ってあった大黒像に
息子を助けてくれと必死に祈る。せめて自分が生きている内は息子を死なせないでくれ、と。
そこに店のお手伝いが慌てて駆け込んできた。
「奥様、坊ちゃまが、坊ちゃまがたった今お亡くなりに・・・!」
だが、お手伝いが ...

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564 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/30(水) 07:45:07ミヒャエル・エンデで後味悪いというか薄気味悪い話が多いのが短編集「鏡の中の鏡」
その中のひとつ「ずっしりした黒布の襞が」

舞台の上で一人のダンサーが幕があがるのを待っている。
幕が上がり次第、複雑な踊りをソロで踊らなくてはならない。
ダンサーは開演を待ち続け、すぐに踊りだせ ...

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313 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/01/23(水) 13:49:23見延典子の時代小説で「竈(かまど)さらえ」

広島城下の呉服問屋「松藤屋」の末娘の11歳のおりんは、両親、兄達の庇護のもと、
何不自由なく育てられ、真っ直ぐな性格をもった少々お転婆な少女で、
家での窮屈な手習いを嫌って、隙を見つけては家を抜け出すので母親は手を焼いていた。
お ...