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701 名前:本当にあった怖い名無し :2010/10/02(土) 11:33:19中島らもの小説、「人体模型の夜」の中の一編「邪眼」

主人公は仕事の都合により、夫婦でインドネシアに移り住む。
家政婦を雇っての優雅な暮らし。現地で気さくなアメリカ人、アレックスと知り合い親友になったり、
妻が妊娠したりと順風満帆な生活だった。

しかし、現地人の年老いた家政婦が ...

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642 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/29(水) 20:16:08私には弟がいる
母は10年前の連続強姦事件の被害者で
父の決断によりその時できた子供を産んだ
それが私の弟だ

憎き強姦魔の居場所を突き止めた
会社の仕事という理由を作りあげその男の家に上がりこむことができた
すぐにでも殺してやりたいと思ったが、私の正体を明かすわけ ...

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597 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/28(火) 03:07:01チャック・パラニュークの小説に似たようなのがあったな>おじろく・おばさ

アーミッシュの様に、厳格な教義に乗っ取ってコミュニティを作って生活する教団があった。
衣食住の全てが教義に縛られ、近代技術を排除した清らかな自給自足生活を送っている。
(と言うのは建前で、実際は幹部が外部から物を購入 ...

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408 名前:本当にあった怖い名無し :2010/09/21(火) 11:00:55皆川博子の短編。

「獣舎のスキャット」
頼りない親の代わりに薬局を一人で切り盛りする娘。
弟に対し、多少歪んだ愛情を抱いている(盗聴するなど)
だが親までもが少年院上がりの弟を極端に溺愛し、自分達が
死んだ後は店舗を弟に譲ろうと考えている。それが許せなかった娘は

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391 名前:1/3 :2010/09/20(月) 21:22:31ミステリ小説『殺戮にいたる病』

注:
この小説はただ一つのトリックが全てというタイプのミステリなので、
そのネタを知ってしまうと人によっては面白さが激減します。
(ネタバレスレなので当然といえば当然なのですが、念のため記載しました)

東京で連続猟奇殺人事件が起きる。
被害者は ...

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401 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/21(土) 00:52:20松本清張の短編

あるところに父親と三人の娘がいた。
父親は暴力を娘に振るい続ていた。
ある日ついに妹たちに暴力を振るうところを見かねて長女が父親を殺してしまった。
長女は逮捕されたが報道や弁護士の影響で長女に世間は同情して比較的軽い刑ですんだ。
その上、世間から長女へ支援 ...

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256 名前:本当にあった怖い名無し :2010/08/16(月) 12:59:35『さなぎ 1/2』

若者たちが集っている。その中の一人がやけに怯えていた。
先日父親に口答えをしてしまったのだという。
この世界では、反抗的な若者は「さなぎセンター」に収容されてしまうのだ。
センターでは肉体は擬似冬眠状態にされ、3年の期間、絶えず夢を見続けさせられる。

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548 名前:1/2 :2010/07/19(月) 14:22:44小林泰三『C市』。うろ覚えですまん。

世界はいずれ来るであろうCの出現に怯えている。
Cが一体何であるのか、誰にもわからない。Cが出現するとどうなるのか、それもわからない。
その対策のため作られたC市には世界各国から様々な分野の研究者が集まっていた。
C市は気候のせいかいつも生臭く湿っていて、し ...

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227 名前:本当にあった怖い名無し :2010/07/02(金) 14:30:42小林泰三『人獣細工』
ちょっとうろ覚えなので間違ってる部分もあるかも。

主人公の少女は生まれつき体が弱く、その体のほとんどは他者の臓器を移植したものだった。
手術を手がけたのは少女の父。
しかし彼女は自分の体がおぞましく思えてならなかった。
彼女に移植された臓器は、豚の体 ...

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67 名前:1/3 :2010/06/23(水) 21:03:37文化の違いで思い出した。
テッド・チャンのSF短編小説、タイトル忘れた。

主人公は無神論者、妻はとても敬虔深い信仰者。
ある日妻が天使降臨に巻き込まれて死亡する。
妻が天国に昇っていく姿を多くの人が目撃した。

主人公は大いに嘆く。何より辛いのは、無神論者の主人公は
絶対に天国に ...