さらば、山のカモメよ(丸山健二)
677 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/15(火) 15:21:31丸山健二の「さらば、山のカモメよ」が後味悪い。
主人公は都会育ちのヨウさん。
ヨウさんはひょんなことから田舎娘に一目惚れ。
周囲は反対するがヨウさんの決意は固く、婿養子という条件にもめげず婿入り。
ところが都会育ちのヨウさんには長野の田舎暮らしはなじめず、
ワー ...
スプーン三杯の嫉妬(バンティ・アヴィーソン)
288 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/06(日) 21:14:54「スプーン三杯の嫉妬」って小説思い出しました。
ネクラで、獣医の女が親友の婚約者に恋をして、どんどんエスカレートしていく話です。
ネクラで、獣医の女が親友の婚約者に恋をして、どんどんエスカレートしていく話です。
親友と恋人が同棲する部屋が観察できるようまん
前に立ってるアパートのまん前の部屋を借り、望遠鏡で観察。
観察中、二人がエッチでも始める雰囲気にな ...
新釈 遠野物語(井上ひさし)
217 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/11/04(金) 05:01:00後味悪い話してやるから仲直りしろよ。
井上ひさしの「遠野物語」から。一応、現代の物語だよ(ちょい古めだが)。
元の遠野物語に原作あるのかも知れないが俺は読んでないし。
井上ひさしの「遠野物語」から。一応、現代の物語だよ(ちょい古めだが)。
元の遠野物語に原作あるのかも知れないが俺は読んでないし。
遠野の山に住む老人が語る、つらい過去のあやまち話。
まだ足腰も丈夫で、山奥と町を往復し、物売りで生計をたて ...
善の研究(赤川次郎)
866 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/26(水) 20:02:43誰だったかの小説に、ガンか何かで余命いくばくもない爺さんが、
もう惜しくもない命だから、人のために使って死のうとする話があったな。
細部はウロだけど、こんな話。
いろいろ考えた末、ターゲットになったのは、近所の暴力息子。
息子は二人いるんだけど、兄は身なりもよく礼儀正しい。弟は ...
もう惜しくもない命だから、人のために使って死のうとする話があったな。
細部はウロだけど、こんな話。
いろいろ考えた末、ターゲットになったのは、近所の暴力息子。
息子は二人いるんだけど、兄は身なりもよく礼儀正しい。弟は ...
サーラの冒険(山本弘)
505 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/08(土) 14:06:35サーラの冒険なんか鬱設定満載だしな
当初は素直に読める、いじめられっこサーラが冒険者に憧れて成長して行く物語
虚弱な体質ではあるが素質はあり、一度有名な冒険者の霊に憑依された事がある為
その動きを身体が再現する様に努力し開花していく。
師匠の娘である男装少女と惹かれあい恋人 ...
三国志
167 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/03(月) 21:10:18小学生のときに読んだ「三国志」も、小学生的に後味悪かった。
昔の中国、魏・呉・蜀の三国の英雄が活躍する。主役だと思っていた連中が
次々に死んでいって、最後に、終わりのほうで出てきた冴えない一族が
新しい国、「晋」を建国して物語が終わる。
なんか、やりきれない思いがした。 ...
ジェニーの肖像(ロバート・ネイサン)
674 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/26(月) 23:59:49外国の小説にそういうのがあったよ。
確か『ジェニーの肖像』だったか?(うろ覚え)
粗筋では、ある晩、画家を目指している苦学生の青年の目の前に8歳程度の少女が現れる。
確か『ジェニーの肖像』だったか?(うろ覚え)
粗筋では、ある晩、画家を目指している苦学生の青年の目の前に8歳程度の少女が現れる。
少女は、初対面である青年に対して『あなたの事を前から知っている』と親しげに話し、
やがて何処かへ行ってしまう ...
生活維持省(星新一)
531 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/24(土) 02:58:48近未来の世界は戦争もなく、環境問題もエネルギー問題も解決、事故や騒音とも無関係。
まさに理想の世界だった。
川は澄み、森は豊かで、子供達は魚を釣ったり兎を追ったり、木イチゴをつんだりして遊び、
人々はみな庭付き一戸建ての家に住んでいる。
自然は豊富なのに、科学は発展していて、便 ...
まさに理想の世界だった。
川は澄み、森は豊かで、子供達は魚を釣ったり兎を追ったり、木イチゴをつんだりして遊び、
人々はみな庭付き一戸建ての家に住んでいる。
自然は豊富なのに、科学は発展していて、便 ...
三国志演義(井波律子)
734 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/09/12(月) 01:21:36例えば中国の、誰だったか有名らしい武将の逸話がある。
とある貧乏な家に、その将軍が立ち寄った。
その家の主人である男は、日本でいうところの足軽みたいなもの。
で、その家には武将をもてなすだけのお金がない。
男は、愛する妻を殺してその肉を武将にふるまった。
武将は痛く感激 ...
とある貧乏な家に、その将軍が立ち寄った。
その家の主人である男は、日本でいうところの足軽みたいなもの。
で、その家には武将をもてなすだけのお金がない。
男は、愛する妻を殺してその肉を武将にふるまった。
武将は痛く感激 ...
屍鬼(小野不由美)
535 名前:1/2 投稿日:2005/09/07(水) 18:32:06小野不由美「屍鬼」
山奥の小さな村に、ある一家(屍鬼)が引っ越してくる。
彼らは自分達が生きる為に人の血を定期的に吸い続けなければならず、
村の人達を静かに襲い始める。
血を吸われた人の何割かは死後”起き上がり”、屍鬼になる。
しかし、人間だった頃の記憶や理性は残っており、 ...