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814 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/06/29(木) 12:06:49西澤保彦のミステリー小説、短篇から。
このひとはいつも何処にでも転がってるような些細な悪意を
動機に繋げてしまうようなイメージがある。

主人公たち四人組は大学生。
男二人女二人でよく酒をのみながら推理するシリーズ。
大雨のある日、大学内のミスコンだかなんだかで優勝し ...

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264 名前:「善女のパン」1 投稿日:2006/06/20(火) 13:26:49上にちょっとあったOヘンリーから「善女のパン」

ミス・マーサは40歳独身。小さなパン屋を営んでいた。
彼女は店にたまにくる、中年の男に興味を惹かれていた。
男は、ドイツなまりで喋り、服もぼろぼろだったが、とても礼儀正しかった。
男は店で、いつもきまって安くて古いパンだけを買ってい ...

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673 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/05/10(水) 20:29:37「吐きたいほど愛してる」という短編集はタイトルからしてアレだが
中身もアレで、全ての話が後味悪かった。その中でも一番後味悪いと思った話。

青年が帰宅すると、アパートの自室の前に美女が倒れ込んでいた。
美女は片足に骨が見えるほどの酷い怪我を負っていた。
しかも着衣がぼろぼろに ...

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731 名前:1/2 投稿日:2006/03/16(木) 02:23:30中山可穂のガチビアン小説が後味悪かった

主人公は女への熱烈な愛を綴る歌人。
男名を使っているが、女性。見る人が見れば彼女の歌は
女から女への情念を込めた歌だとわかるらしい。
そこそこ売れているが、過激すぎて正統派な人たちからは敬遠されている
彼女は歌人であると同時にかなりの遊び人で ...

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75 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/17(金) 18:53:55ショートショートの広場から。
「味噌汁の味」
姑が死んで舅の世話をしている嫁A子。
しかし舅は味噌汁の味が違う、なぜ同じ調味料を使っているはずなのに
同じ味に作れないのだ、と毎日A子を責め立てA子は疲れ果ててしまう。
そんなある日ふと台所の片隅にある殺虫剤に目が止まった。 ...

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728 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/02/13(月) 14:00:43「未来のイブ」
イギリスのお坊ちゃまが、アメリカへエジソンを尋ねにやってくる。
彼は昔エジソンが貧乏だったときに援助したことが有り、
エジソンにとっては大恩人。
エジソンは歓待するが、なぜかそのお坊ちゃんは
沈んでいる。理由を聞くと、外見は正に理想的だが、内面は無教養か ...

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421 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/01/28(土) 13:01:51誰の小説だか忘れたけど、ある、母子家庭の息子が少々精神異常っぽくいが
母親はいつも「お前は悪くないよ」と庇っていた。
その家には古い井戸があって、ある時(その息子が少年の頃)たまたま家に遊びに来た少女と喧嘩して
その子を殺してしまい、遺体を井戸の中に落として隠す。

しかし、 ...

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577 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/12/21(水) 22:39:17中学生の頃読んだ短編小説です。

二人の医師が盲腸の手術をしようと予定時間に手術室に入るが、
シンと静かでナースがいない。
手術台には一人の真っ裸の女性が眠っている。
「なんだ何故誰もいないんだ。もう時間なのに」
「この女が患者か。麻酔は効いているようだ」
「 ...

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892 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/27(木) 17:07:01短編小説を思い出した。タイトル失念。

頑固一徹、真面目な叩き上げの刑事部長。
仕事に生き甲斐を感じ、家族に慕われる生活を送りながらも最近少し疲れ気味。
そんな刑事部長の元へ、定期的に尋ねてくる男性がいた。

彼は刑事部長以上に真面目で、刑事部長の1/00くらい大人しい元公 ...

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460 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2005/10/07(金) 10:57:31京極夏彦の「魍魎の匣」の中で、
家は裕福で頭も良く、すらりと色白、孤高の美女学生が、
駅のホームから突き落とされる展開がある。
その時一緒にいたのは、彼女と一番仲が良い同級生の少女。
いつも二人で本を読み、語り合っていた。ただし見た目も成績も、こっちの少女が下。
少女は ...