No Image
248 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/10(火) 15:43:02W.シェークスピアは後味悪い話の宝庫だと思うんだけど、どうでしょう。252 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/10(火) 16:06:41>>248
個人的には「十二夜」とか 後味悪かったな

・・・・・
船が難破して 双子の兄セバスチャンと死に別れた ...

No Image
220 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 21:44:39月の扉って小説 かなりうろ覚え
とりあえず登場人物は宗教チックで頭おかしい人達です。
実際は読んでいくうちに「あれ?こいつキチガイ?」と徐々にわかっていく感じだった

「師匠」と呼ばれる異常にカリスマ性のある人がいて、心に傷を負っている人々は
師匠と話しただけで心を癒され師匠 ...

No Image
214 名前:1/2 投稿日:2007/07/09(月) 20:18:30阿刀田高『ホームタウン』

主人公は名古屋から東京へ出張してきた男・田村二郎。
業者との商談が上手く行ったので自分へのささやかなご褒美として入った
多角経営の店で、おかしな話を聞く。

『変な話があるんだよ』
おでんの湯気をぬって主人の声が聞こえた。
『何かね』
答 ...

No Image
212 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 18:13:18ロアルド・ダールの短編集「キス・キス」より、「ウィリアムとメアリイ」

メアリイの夫、ウィリアムが死んだ。ウィリアムがメアリイに残した手紙には、
彼がある実験に参加していたことが記されていた。
メアリイが実験室に赴くと、そこにはウィリアムの友人と、ウィリアムが待っていた。
友 ...

No Image
208 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 17:55:19池波正太郎著 鬼平犯科帳4に収録されている「霧の七郎」が後味悪い。
江戸時代、火付盗賊改方の長谷川平蔵(これが鬼平。物語の主人公)に兄を処刑された弟(霧の七郎)が、
腕の立つ浪人を雇って敵を打とうとする話なんだけど、
この兄弟がどれだけ仲が良かったかをあらわすエピソードが凄い。本文を引 ...

No Image
203 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 16:13:28最近横溝を読み返してるが、獄門島はこのスレ向きだな。

「俺が死ねば三人の妹が殺される。獄門島に行ってくれ」
終戦し、復員船の中で死んだ戦友(千万太)に頼まれ獄門島へ向かう金田一。
島への船の中、乗り合わせた島の和尚に千万太からの紹介状を見せ彼が死んだことを告げ、
そこにいる ...

No Image
183 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 04:54:56幸福の王子を思い出した。
あの手の話は非キリスト教には後味悪さしか残らん。184 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 07:11:28>>183
キリスト教徒にだって後味わるいさ。 185 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月 ...

No Image
178 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/09(月) 01:40:55山田風太郎「芍薬屋夫人」
時は文政。江戸の若き産科医師、鳥吹玄鳳は 
許嫁の父の依頼により長崎、鳴滝塾へと旅に出る。
かの地でシーボルトの蘭学に触れ、しばし入門するも、
江戸に残した許嫁—生家は傾き、豪商からの縁談のある—が、気にかかり、鳴滝塾を後にする ...

No Image
145 名前:1/2 投稿日:2007/07/08(日) 12:27:13中島敦「牛人」

昔の中国の役人だった男が主人公。
そこそこ位の高い役職で妻子もいたのだが、
ある国に出張に行く道すがら、行きずりの女と1夜限りの関係を持つ。

その女とはそのまま別れ、何日か過ぎたある晩、主人公は恐ろしい夢を見る。
夜空が主人公目掛けて落ちて来て、押し潰される夢な ...

No Image
127 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/07/07(土) 23:50:08中島らもの小説にあったエピソード。

入院中、同室になったじいさんとその妻の描写。
いかにも昭和の男尊女卑思想に染まった頑固じいさん、介護してくれる妻にあれこれ当たり散らす。
妻はハイハイ、と笑いながら受け流し、周りの入院患者に対しては
「すいませんねえ、こんな頑固なおじいさ ...