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566 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/13(月) 03:53:15児童向け短編集の「月のナイフ」に収録されている「その日の嘘」が後味悪かった。
読んだのかなり前でうろ覚えだが

主人公は小学生。クラスメートの少年が飛び降り自殺した。
少年は生前病弱で、その事を儚んで自殺した。
マスコミはやたらと悲劇に仕立て上げ、泣いてるクラスメートたちを映 ...

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413 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/11(土) 01:47:00竹本健治の小説 「狂い壁狂い窓」のプロローグ

あるアパートに夫婦が住んでいたが、すっかり仲は冷え切っていた。
最近妻がやたらとヒステリー気味に責めるようになり、
手をつけられなくなった夫が発作的に妻を殺してしまう。
たまたまその場に居た夫の友人の助言で死体を庭に隠し、捜索願 ...

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384 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/10(金) 21:13:09作者もタイトルも思い出せないのだが、小学生の頃に読んだ話。

主人公は、小学生で母と二人で親戚の家の離れに居候のように暮らしている。
そんなある日、家庭訪問で担任の先生がその離れを訪ねて来ることになる。
母は、あまり楽ではない暮らしをさらに切り詰めて担任の先生に出すべく羊羹を買い、 ...

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287 名前:282 投稿日:2006/03/09(木) 12:49:37乙一の「ZOO」って短篇集に入ってた(幾つか映画になってるけど、これはなってない)話。

主人公の男の子は親がいなくて、親戚の家に住んでたが、
叔母さんからも叔母さんの子供達(従兄弟?)からもいじめられ、
学校にも行かず馬小屋で生活させられて居る。
唯一、従兄弟の妹(主人公にとっては従姉妹) ...

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226 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/08(水) 16:21:41「沼の中のハイノ」
ハイノ王子には青い目さんという恋人がいた。
だがそれが王様にばれ、貧乏な娘だったので怒って青い目さんを殺そうとする。
しかし失敗。妃が「男ってダメねえ」と言いハイノに毒を盛って記憶を消した。
記憶を消されたハイノは旅に出て、青い目さんは何をするでもなく ...

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144 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/06(月) 18:13:16ブラックな絵本「幸福の花束」から、「あら皮」。作者はステファヌ・ブランケ。
全体にドス黒い感じで、人物も背景もグロテスクなシルエットで描かれてる。
このエピソードに関しては、自分でアニメ化もしてるらしい。

ある森の小屋に、人知れず男が住んでいた。
ずっとひとりぼっちで、ずっ ...

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120 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/06(月) 09:46:14同じ著者つながりの「毒食らわば皿」もかなーり後味悪し。
不況の厳しい時代のアメリカ。
失業の危機にさらされた男は悩んでいた。
金銭的にピンチで家賃も食料品店のツケも溜りに溜っていた。愛する妻にも気苦労のかけ通しである。
ある時妻が「ねぇ思い切ってボス(会社の社長)にお金を借りれ ...

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102 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/05(日) 19:53:45有名過ぎる程有名な後味の悪い『死ぬには惜しい日』。
30を過ぎた孤独な女は今日こそ自殺をしよう、と目覚める。
平凡過ぎる毎日。愛す人も愛される人もなく友達もいない。
生きているのが虚しくなっていたからだった。
だがせっかくの決意も偶然かかってきた間違い電話によりなんとなく気が抜 ...

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23 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/04(土) 04:58:36子供の頃読んだ昔話の「千匹皮」が衝撃的だった。
美しい王妃を持つ王様。王はとても王妃を愛していたが、
王妃は病気で死んでしまう。
王は悲しむが、国王として新しい王妃をもらわなくてはいけない。
だが、王妃以上の女などいない、と突っぱねる。
しかし、王妃そっくりのすばらしい女 ...

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17 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/03/04(土) 01:37:44「ババロワさんこんばんは」
(「森からのてがみ」所収 舟崎克彦 ポプラ社)

ある日の真夜中、猟師をしている「ぼく」のもとに「ババロワ・サンダラボッチ」と
名乗る人物から電話がかかってくる。「ぼく」を世界一の腕前と見こんで
頼みがあるとのこと。頼みとは、放っておけば地球が滅ぼさ ...