狐の釜ゆで
あるところに、貧しい百姓の娘がいた。
娘はいつも「白いご飯に魚を毎日食べられる暮らしをしてみたい」と思っていた。
あるとき、娘に裕福な家からの縁談話が持ち上がる
その家に嫁に行くと、望み通りの食事ができたものの、ひとつ妙なことがあった。
その家の ...
ミステリーゾーン進学塾(末吉暁子)
都内の夫婦と三十路独身娘がやってる個人進学塾で夏休み、
軽井沢で小6の中学受験対策泊まり込み勉強合宿が行われた。
そこで謎の異次元トリップが起こり、合宿の建物の外は
ある窓は宇宙空間や木のうろ、またある扉は南の島や ...
凍った時間(星新一)
ある男Aが事故かなにかで醜いサイボーグとなってしまった。
人々に気味悪がられ、陰口を叩かれるのが嫌になって
地下に引きこもり、TVを見るだけの生活をするようになった
ある日、TVが突然映らなくなってしまい、
修理業者などにも電話がつながらない ...
都市伝説の正体
人体冷凍保存ビジネスの話
現代の医療技術では治療出来ない患者を、
治療技術が出来る未来まで冷凍保存しようというビジネスだけど
血液を抜いて冷凍保存液に入れ替えてから冷凍するんだけど、
脳には関があって完全に血液を抜けなくて ...
ぼくたちは見た!(眉村卓)
60年代に書かれた作品。
主人公である高校生の「僕」の手記という形式の小説だ。
「僕」の学校の校庭に、ある日突然UFOが着陸し、
緑色の小人のような宇宙人が下りてきた。
「地球の皆さんと友達になりに来ました。
宇宙船 ...
今日も道行く人に吠えている
小学生の視点から書かれていて
近所に大きな犬がいるんだが家の人の事情でなかなか散歩させてもらえず、
ストレスなのか通行人に吠え散らかしている。
ある日その家のおばさんが久々に散歩させるんだけど、
はしゃぎ ...
真昼の侵入者(福島正実)
高校生である主人公は、ある日UFOを目撃する。
で、次の日に同級生の彼女とデート中、その事を話そうとしたら、
いきなり車が突っ込んできて、主人公を庇った彼女は轢き逃げされる。
意識不明の重体となって入院する彼女。
主人公は、UF ...
おじいちゃんおつりちょうだい(吉本直志郎)
夏に児童文学の短編を集めた増刊号みたいのがあった。
で、それに載ってた1本なんだけど。
タイトルも作者も覚えてないが、内容はハッキリ思い出せる。
主人公達が行き付けにしている近所の駄菓子屋は、爺さんが1人でやっている。
いつもニコ ...
ホモで後味悪かったの
主人公の少年の兄は行方不明になっており、
手がかりを求めなんかやばそうなところに潜入し捕まってしまう。
性調教を受ける少年は性器ピアスされてしまい、
今までの比でない快楽を味わえるが
肝心の射精感・絶頂感は著しく下がってしまう(真偽不明) ...
大陸からの引き揚げ
戦時中大陸に住んでいた一家だか一族だか。
敗戦で本土に逃げ帰る時、レイプ被害を避けるために
娼婦を雇って現地人や敵兵に差し出した。
髪を切ったり顔をわざと汚して男装した女や少女は、
皆見破られてレイプされたそうだ。
インタビ ...