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365 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/24(月) 01:21:13.84筒井康隆は親が良かれと思ってやった事が裏目に出る話よくあるよね。
その内の一つ。

公害が社会問題になっていた時代、主人公夫婦はまだ環境汚染されていない田舎に引っ越そうとする。
しかし何らかの理由で幼い息子だけは都心に残す事になる。
(将来を考え教育の質を落としたくないとか小 ...

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324 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/23(日) 11:36:36.68推理小説より

とあるマンションでは二件の飛び降り自殺事件があった。

一件目の自殺者は少年だった。それはクリスマスイブの事だった。
有名進学高に受かったばかりで幸せ絶頂だったはずの彼の死体の横には、
クリスマス用に包装された包みがあり、中には何故かエロ本が入っていた。 ...

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295 名前:1 :2011/10/22(土) 04:07:31.28マイナーだけど「崖の国物語」の主人公の1人トウィッグの話が後味悪かった
前提としてこの物語には独特の法則や文化がある
例:暖めれば浮き、冷やせば重くなる浮遊石を用いた飛空船や、浮遊石の上に建てられ
鎖で地上とつながる学術都市サンクタフラクスなど。また崖の国という名からわかるように
サンクタフラクス ...

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183 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/18(火) 19:40:53.33脈絡ないうえに有名な話だけど後味の悪い話
ロアルド・ダールの短編

主人公はホテルのプールサイドで、
若い青年がスペイン訛りのある老人に賭けを持ちだされているのを見る。
それは簡単な方法で、老人の持っているライターを10回連続で点火出来れば勝ち、というもの。
勝てば自 ...

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171 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/18(火) 14:04:26.12筒井康隆の短編、題名忘れてしまったが。
人間の背中に張り付いて瘤のようになる寄生虫がいる。
子供のうちにその寄生虫に憑かれると知能が高くなるということで、幼い子供を持つ親はみんな虫を付けたがった。
だが虫は一度付くと一生取ることは叶わず、ノートルダムのせむし男のような外見にならなくては ...

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918 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/08(土) 23:55:53.55アメリカの作家、セオドア・スタージョンの「輝く断片」という短編。

あるところに醜くて仕事もできず皆に蔑まれている男がいた。
仕事場では馬鹿にされ、友達も、顔見知りさえもいなく、いつも一人ぼっち。
そんな男がある日、行き倒れの女を見つける。
女は、腹部に大けがを負っており、顔 ...

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904 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/08(土) 18:28:47.80フィリップ・K・ディックの短編で「奇妙なエデン」
うまくまとまらなかったけど、好きな話なので。

宇宙開発をするような近未来、小型の宇宙船に乗った二人の男、AとBは見たこともない星にやってきた。
その星にはなにか猫のような生物の足跡があり、
攻撃的で危険な生物かもしれないとA ...

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898 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/08(土) 11:16:59.39さっき有島武郎の「小さき者へ」を読んだ。
簡単に言うと、妻を亡くした有島武郎が、遺された幼い3人の我が子に向かって
自分と妻がどれだけ子どもたちを深く愛してきたかを語りかける内容。
「私たちの愛はお前たちを暖め、慰め、導くだろう」みたいなテーマ。

だけど最初の方から「お前た ...

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897 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/08(土) 10:22:09.80題名は忘れたけど、菊池寛の短編

ある国に無敵を誇る武士がいた。

武士は真紅の甲冑を身にまとい、最前線で一番に槍をふるう。
その姿に敵は恐れおののき、姿を見ただけで逃げ出す程だった。

ある日武士は若武者に戦で甲冑を貸して欲しいと頼まれる。
一番槍の誉を味わって ...

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886 名前:本当にあった怖い名無し :2011/10/07(金) 23:37:33.80菊池寛『藤十郎の恋』

三が津総芸頭とたたえられる美男の狂言師・坂田藤十郎は
万太夫座の人気を賭けた新作で、人妻に言い寄る大役を与えられ思案していた。
この時代の不倫は、あかるみになれば磔の刑に処せられる命を賭けた恐ろしい恋。
周囲は、藤十郎ならば必ず見事に演じきるだろうと言 ...