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218 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/25(水) 19:49:49.13筒井康隆「霊長類南へ」
ある馬鹿馬鹿しい出来事から世界中で核ミサイルの打ち合いが始まり
日本は大パニックとなり皆少しでも汚染されていない南へ逃げようとする話。
大騒ぎし醜態を晒しているのはモブばかりで主人公周辺は淡々と進むんだが、その主人公のストーリーが後味悪い。

主人公は ...

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160 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/22(日) 15:13:57.39思い出した古文の問題集のコラムかなんかで読んだ話

昔ある男がたまたま見た美しい娘に一目ぼれ
しかし娘は高い身分の娘で男にはどうする事も出来ない
悩んだ男は「美しい人の一番汚い所を見れば冷めるんじゃないか」と
娘のお付きの女を襲いまり箱(おまるみたいな物)を奪う

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115 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/20(金) 21:04:44.80赤い蝋燭と人魚

海から見た人間の世界が美しく見えたので
人魚母はわが子をにんげんに育ててもらおうと陸に置いてくる。
ひろってくれた老夫婦は最初はいい人で、人魚幼女を大事にそだててくれてたけど、
人魚幼女がロウソクに絵を描き、それが高値に売れるようになるとだんだん人が変わり、 ...

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104 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/20(金) 12:52:03.30昔読んだ短編

ある男が海で人魚に出会う
最初は逃げてしまった人魚だが、根気よく通う男に徐々に心を開き、2人は恋に落ちる
しかし、異種族のままでは結婚もままならないため、男は人魚になることを決意し、魔女の元へ行く
二度と人間には戻れないが、魔女にも周りの人魚達にも祝福され、二 ...

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879 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/12(木) 00:26:10.67うろ覚えで書く。
レベッカ・ブラウンの短編『お馬鹿さんなふたり/私たちがやったこと』

安全のために、私たちはあなたの目をつぶして私の耳の中を焼くことに合意した。
こうすれば私たちはいつも一緒にいるはずだ。

私は画家・あなたはピアニスト
お互いに絶対に必要な相手と ...

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827 名前:本当にあった怖い名無し :2012/01/09(月) 21:00:38.93ゲームのガイド本(みたいなもの)についてたサンプルテキストの話。
ほんの数ページの短い内容だが、中身が結構えぐい。

 主人公は吟遊詩人、町から町へ旅をしては色んな話を聞いたり聞かせたりしている。
 ある日いつものように訪れた町で、とある富豪から歌を聴かせてくれと招かれた。

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464 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/20(火) 03:05:24.13昔読んだ小説の冒頭部分。

夜、一人の妊婦が家路を急いでいる。
結婚して長いこと子供に恵まれなかったが、やっとできた
その子を妊婦も、夫もとても大切にしている。
初期ではないが、産み月にはまだ遠いくらいのその妊婦は
久しぶりに友達と会った帰りだった。

妊娠 ...

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246 名前:本当にあった怖い名無し :2011/12/06(火) 13:08:52.20流れ豚切り

平野啓一郎の決壊も結構後味悪かった。

殺人事件が起きていて
主人公の弟が被害者になる。

主人公は昔から感情が薄くて、しかも頭が超イイし、犯罪とか起こしそうみたいな描写もアリ。
もしかしたら主人公が犯人では?ってミスリードしていて
実際途中 ...

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132 名前:本当にあった怖い名無し :2011/11/30(水) 13:35:08.37絵本「ヒトを食べたきりん」
絵本と言っても大人向け絵本、絵柄も結構ダークな感じ

ある街に不器用なきりんがいた、きりんはなるべくヒトと関わらないように生活していたが
うまくいかず、ヒトとトラブルを起こしてしまう事もあった

ある日、ちょっとした事からきりんはヒトを傷つけてし ...

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816 名前:本当にあった怖い名無し :2011/11/14(月) 13:46:24.56江戸三大奇書の一つ『阿奈遠加志(あなをかし)』に収録された
「兵衛尉(ひょうえのじょう)某(なにがし)」。

兵衛尉某という人は、もともと戦功の多い由緒ある武士であったが、今は浪々の身となり
妻と幼子、老母を連れて貧しく隠棲していた。
これ以上子供が出来ては生活が立ち行かなく ...