くるぐる使い(大槻ケンヂ)
余命幾ばくもない老人が、「自分は世間で思われているような立派な人間ではない」と
世話をしてくれていた新人看護婦に懺悔話を始める。
主人公は貧しい生まれで、盗みや詐欺の常習犯として育ったチンピラ外道。
ある日、祭の見世物で奇術師として小銭を稼いでいた際、
吉田としの少女向け小説
その中の作中小説です
主人公は裕福なお嬢様、気立てもいい。恋人がいる。
家では住み込みのお手伝いさんがいた。古参のお手伝いの他にもう一人、
大抵は田舎の中学を卒業したばかりの子を雑用係に雇っていた。
(戦後しばらくくらいまでは普通にあった ...
忍者野晒銀四郎(山田風太郎)
ある青年忍者Aが数年間伊賀へ強化留学している間に
幼なじみの美少女Bは藩の殿様の側室に上がっていた
貧しい足軽の家の出から寵姫と上り詰めたBとその後ろ盾である
重臣C(Aを強化に送り出した人物でもある)には敵が多く、
Cの部下Dは二人に不利になる ...
下の世界(筒井康隆)
この話は地底人は黒人や黄色人種で地下に押しこめられているが
唯一オリンピック的なスポーツの祭典で記録を出した者は地上に住まう事が出来る
その為体格や運動能力が現在以上に発達している
対して地上世界は白人のもので年を取らないよう ...
タイム・マシン(H・G・ウェルズ)
映画化もしたけど、映画は美談っぽくて内容がかなり違った
科学者の主人公がタイムマシンを発明し、大勢の記者を自宅に招いてタイムマシンの御披露目をする
主人公は珍しい花を記者達に見せ、「これは未来から持って来た、現代に存在 ...
パラドックスを防ぐため
うろ覚えだし設定が説明しにくいってかちょっと不条理っぽいけど
ある時、地球上のある土地で、時間が停止するという謎の現象が起きる(一つの街規模の範囲だった気がする)
その停止した空間の外から無人の車を停止空間の中へと ...
サンタは来なかった 先生たちの危機感(中日新聞)
サンタは来なかった 先生たちの危機感(2)
中学3年のタカシ君(15)は、名古屋市内の自室で首をつって死んだ。
リーマン・ショックの余波で世界経済が揺れ続けた2008年12月28日のことだ。
死ぬ3日前のクリスマスの朝、親友に電話をかけて聞いた。 ...
ボトルネック(米澤穂信)
うろ覚えなのでところどころ正確でないかも
高校生の主人公リョウ。両親はそれぞれ浮気をしながら世間体のためだけに
離婚せず、些細なことで罵り合う日々。
兄は受験に失敗し、いわゆる自分探しの旅に出て事故に遭い昏睡の後死亡。
完全に崩壊した家庭の ...
怪物おじさん
小さい頃に児童書に収録されてる話を読んだだけだから後味悪い部分以外ほとんど忘れてる
ググッてみたけど同名の全然違う話の映画が引っかかっただけだった
主人公は正義感の強い父と優しい母を両親に持つごく普通の少年である。
強いて違うところがあるとすれば ...
地獄堂霊界通信/「地獄墜ち」(香月日輪)
小学生三人組が謎の老人の指南を受けて魔と戦う的なシリーズの中の一話
この話、オカルト部分は街に人を襲う魔犬がやってきたってだけなんだよね
ただ、話をすすめるうちに主人公の小学生三人は
気は弱いけど人のいい男、めちゃくちゃ感じ悪い派手な女、 ...