ダークキングダム

593 名前:1/3 :2008/12/15(月) 01:14:56
20年以上前のゲ-ムだがSFCのダークキングダム。

魔王軍と、それに対抗する人間たちによる戦火が絶えない世界で
主人公は平凡な魔族の青年として魔族の村で暮らしている。
ある日、突然に謎の光によって滅ぼされる主人公の村。
これは人間たちの仕業に違いないと、主人公は幼馴染の少女の制止を
振り切り魔王軍に身を投じる。
反抗的な部下や追いかけてきた幼馴染に悩まされつつも、幾多の戦いを
潜り抜け出世していく主人公。育まれていく戦友愛や幼馴染との恋情に
自身の居場所を見出し未来に希望の光が見え始めたころ来襲する勇者4人のパーティ。

だがしかし仲間たちの協力よろしく、これを撃退。
確固たる名声をものとする主人公にある疑問がきざし始める。

あの光の正体は何なのか?
魔王軍の行いは正しいのか?


594 名前:2/3 :2008/12/15(月) 01:15:32
復讐のために疑問を押し殺しつつ戦いの日々を送る主人公。
そして終盤にそれが訪れる。
突如正気を失ったかのように主人公を襲う部下たち。

混乱しつつも涙ながらに部下たちを倒す主人公の前に現れる真の敵。
そして明かされる全ての真実。

実は主人公は、この世界の存在ではない。
別の世界より、この世界を滅ぼすべく送り込まれた超人類なのだ。
だが、何らかのトラブルにより記憶を失い、ただの平凡な魔族として暮らしていた主人公を
真の敵が目覚めさせようとして、あの光が出現し村を壊滅させたのだった。
今こそ使命を果たせという真の敵に挑む主人公。
幼馴染やかっての敵たる勇者パーティが駆けつけ協力する中、力を振り絞った主人公の放つ光の中に
全てのものが消えていく。


595 名前:3/3 :2008/12/15(月) 01:16:13
エピローグで語られるそれぞれの顛末。

魔王軍を滅ぼし世界を救った英雄として賞賛される勇者パーティ一行。
だが真に賞賛されるべきは主人公なのだと知っている彼らの胸中は晴れない。
主人公はどうなってしまったのだろうと案じつつ安寧のために英雄として振舞う。

主人公の行方を探しつづける幼馴染。
魔族の勢力が失われた世界で女魔族が1人、どのように生きていけるのか想像に難くない。

そして主人公。
全ての記憶を失い、とある人間の村で介抱されるも魔族の生き残りとして家畜小屋に
押し込められ見世物として永らえていく。

無垢な少年の如く、ただ「光が・・・みんな消えていくよ」とだけ呟き続けて。

END


599 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/15(月) 01:35:13
>>593
うーむ、エピローグが悲惨だなぁ。後味悪過ぎ。