魚女房
日本むかし話もどきで見た沖縄だか奄美だかの昔話
魚女房とかそんなタイトルだったはず
若い漁師がある日、
見た事のない小さく美しい魚を釣り上げ、持ち帰って水瓶で飼い始めた。
その後、一人暮らしであるにも関わらず
漁から帰宅すると ...
ぼくたべないよ(さねとうあきら)
ある山の上にライオンがいた。
そのライオンは動物達から嫌われており(理由があったんだけど失念)、
彼の所にはネズミ一匹とて近寄らない状況だった。
ある時ライオンは病気に罹って苦しむが、今更誰かが来る訳でも無い。 ...
韓国の昔話
・昔お寺の大鐘が落ちてしまって大人の男が寄り集まっても持ち上げる事が出来ない
・賢い子どもが出てきてアドバイスすると鐘は簡単に持ち上がった
・その子どもの噂は遥か遠くの王様の耳にも入り、子どもを呼び寄せる
・呼ばれた子どもは殺されてしまいましたとさ。チャ ...
あまのじゃくなかえる(イ・サンベ)
今調べたら題は『あまのじゃくなかえる』といって、韓国の絵本を日本語訳したものらしい
ひょっとしたら記憶違いがかなりあるかもしれないけど投下
森に住むカエルの母子
子どもはとても天邪鬼な子で、いつも母カエルに言われたことの真逆のことばかりをしていた
(詳 ...
唐辛子売りと柿売り
ジャポニカ学習帳的なノートにたいてい小咄みたいたの載ってるだろう
あれで雪山を彷徨う物売りの話があったんだ
唐辛子売りと柿売り
二人は別々に山に迷ってるので特に関係はないんだが
唐辛子売りは売り物の唐辛子を雪にかけて食べ餓えをしのいだ
あのころはフリードリヒがいた(ハンス・ペーター・リヒター)
1925年、大戦の敗北で疲弊したドイツに「ぼく」は生まれる。
「ぼく」の父親は失業し、家計は火の車だったが
母方の実家の援助もあり「ぼく」はそれなりに幸せに暮らしている。
「ぼく」達が住むアパートの1階上にはユダヤ人のシュナイダー一家が住んでおり ...
アカネちゃんとなみだの海(松谷みよ子)
アカネちゃんは小学1年生。
赤ちゃんの頃両親が別居したのでずっと母と姉と暮らしている。
赤ちゃんの頃履いていた自分の靴下と会話が出来て、彼らと大の仲良しである。
ある日、母親の友達とその息子ショウくん(2歳児)がア ...
荒野にネコは生きぬいて(G.D.グリフィス)
生まれて間もない子猫が荒野の真ん中に放りだされた
子猫は新しい遊びだと考え飼い主を待ち続けるが、車で走り去った飼い主は戻ってこない
やがて只事ではないと気がついた子猫は、戸惑いながらも歩き始める
神さまのめしあがりもの(グリム童話)
タイトルは「神様の召し上がりもの」
昔、ある姉妹がいた。
姉は平凡な容姿、妹は美人。
妹は誰からも愛される愛嬌のある娘で、姉の事も慕っている。
姉はあらゆる面で自分より勝る妹に引け目を感じて、やや卑屈な性格になっていた。
やがて姉妹は ...
月夜のおまじない(大柳喜美枝)
小学生女児の仲良し3人組の1人が、姉から面白いおまじないを聞いたと持ちかける。
満月の夜に、自分の体の指定した一部分が一定時間だけ青く染まるというおまじないだ。
当日おまじないを実行するためには1ヶ月前からの仕込み
(色を変えた ...