約束(星新一)
ある日、宇宙人が地球に来て植物採取にくる
その時丁度ufoが飛来して宇宙人が降りてきたのを見た子供たちは
宇宙人と話して大人たちが嘘をつかないようにするという約束で
宇宙人がを手伝う
宇宙人は感謝して帰っていく
それから数十年、色々 ...
藪の蔭(山本周五郎)
武家の娘・由紀は今夜が祝言で、夫となる納戸役・休之助の退勤を皆と待っていた。
しかし休之助は腹に刀傷を負った姿で運び込まれ、当然祝言は中止。
実家の親は由紀を連れ帰ろうとするが由紀はそれを拒否し、嫁として夫の看病をする。
倒れていた現場には特段人と争ったよう ...
屋根裏部屋の花たち(V.C. アンドリュース)
外国が舞台で、主人公は両親と兄、弟妹(双子)と共に暮らすごく普通の12歳ぐらいの少女。
少女の夢はバレリーナになる事、2歳ぐらい年上の兄は医者志望、弟妹はやっと言葉が話せるぐらいの年。
一家は幸せな日々を送っていたが、突然の事故で父が死んでしまった。
誘拐(阿刀田高)
商店主の五歳の子供が誘拐された
身代金1000万円を要求する連絡があり、商店主は迷った挙句警察に通報する
情報の少なさから迷宮入りか?と思われたが、思わぬ展開で犯人は逮捕される
尿意をもよおした警官が立ち小便していると、近くの公衆電話で犯人が脅迫の電話をかけてい ...
野菜ジュースにソースを二滴(蒼井上鷹)
「野菜ジュースにソースを二滴」かなりうろ覚えだけど、題名がかっこ悪いからむしろ記憶に残ってた
主人公は大学時代に野菜ジュース愛好倶楽部みたいなのに所属していた
卒業後も倶楽部のメンバー達は部長の家に集まって野 ...
夜の声(皆川博子)
一度しか読んでないのでかなりうろ覚え。長文です。
主人公は50代の女性。夜、主人公は本を読んでいた。
現代の拷問についての本で、そこには殴られ、水責めにされ、電流を流された人々の話が綴られている。
すると電話がかか ...
夜市(恒川光太郎)
夜市
不定期に開かれるその夜市は、異世界同士を結ぶ不思議な空間で、
そこでは人間、あるいは人間でないものたちがさまざまなものを売っている。
おおむね売値は高額で、品物は有形無形さまざまだ。
青年は小学生のときに弟と共に夜市に ...
黄泉の川が逆流する(ダン・シモンズ)
母が死んだ。
父は悲しみのあまり、母を復活主義者達に委ねた。
「ちょっと病気で入院してたのが帰ってきただけだ」
父は親族達に繰り返しそう説明していた。まるで自分に言い聞かせているようだった。
そうして墓場から帰ってきた母は、かす ...
疫病船(皆川博子)
「疫病船」
心を病んだ妻を持つ弁護士。ある日彼は娘が母親を殺そうとした事件を担当する。
娘は「自分達は死ぬべきなのです」という。母は「娘は気が違っている」という。
気になった弁護士が二人の過去を調べ始めるも、その間に娘は自殺。
やがて明らかになったのは、 ...
夜行観覧車(湊かなえ)
本編は2つの家族内の不和から起こる悲劇を描いている作品で、そのうちの一つの家族の話
母親、父親、娘の構成で高級住宅地に家を買って暮らしている。
ただし、金銭的に余裕がなくて小さな家しか買えず、
周りの「お金持ち」から見れば「分別の無いよそ者の ...