森の戦士ボノロン/ガミバアのさくらの巻(永山ゴウ)
ある村にガミガミ煩いからガミ婆さん(名前間違っているかもしれない)
と呼ばれているお婆さんが居た
ガミ婆さんは、川に帽子を捨てている少年を見つけ
「川に物を捨てるとは何事だ」
と杖で尻を叩き少年を叱りつける
家に帰った少年は
母親に被っていた帽子は ...
もたらされた文明(星新一)
ある異星の宇宙船が、地球から帰還した。
クルーは地球の風俗を説明する。
「これは鍵と錠前。ドアに取り付けて、外から入れないようにするものだ」
「なんだそれwwなんでわざわざww」
「地球人は言ったよ。泥棒が入ったら大変じゃないか、とね」
「ドロボー ...
インフェルノ(ダン・ブラウン)
翻訳版はまだ発売されてないので、楽しみにしてる人はこれを読まないこと。
ハーバード大学の歴史・文学研究者であるラングドンは
ある夜中イタリアの病院で目を覚ます。
しかし自分が何故イタリアにいてしかも病院にいるのかの ...
首(ロアルド・ダール)
父が亡くなり、40を過ぎて爵位と大新聞社を受け継いだタートン卿は、
素性の怪しい外人女と電撃結婚した。ロンドン社交界の牝狼ども、激怒。
夏の社交シーズンが終わったので、冬の社交シーズンまでは「獲物」に手を出さずにおきましょう、
と紳士協定ならぬ淑女協定を結んでいたのだから。 ...
何でも見てやろう(小松左京)
「何でも見てやろう」をモットーに、カメラマンから世界的な冒険家になった男。
彼はどんな窮地からも無傷で生還する事で有名だった。
のちに戦場カメラマンになり、様々な報道写真で受賞した。
戦局がエスカレートし、世界中で核戦争が起きたが彼だけは爆心地にいても無傷だった。
同性の恋人
同性愛ネタの上、長いので苦手な人はスルーしてください
主人公は高校生時代、同性の恋人と付き合っていた。
同性愛者であることを隠しつつもそれなりに幸せな毎日を送っていたある日、
主人公の父が多額の借金を作った上、愛人を作って家出してし ...
カンタン刑(式貴士)
殺人・強姦を繰り返した凶悪犯(主人公)にカンタン刑が下された。
カンタン刑とは1時間で終わる刑罰であるが、
死刑よりも重罪とされ、執行されるのは全世界でも初めてだった。
執行日当日、主人公は辺り一面にゴキブリが敷き詰められている部屋で目を覚ます。 ...
ウロボロスの偽書(竹本健治)
一応ジャンルはミステリとなってるが、3つの話が入り組んだややこしい小説
凶暴な殺人鬼が登場する章、ミステリ作家の竹本健治が登場する章、
芸者が主人公のミステリ短篇連作の章に分かれている。
そして竹本がその「ウロボロ ...
魚女房
日本むかし話もどきで見た沖縄だか奄美だかの昔話
魚女房とかそんなタイトルだったはず
若い漁師がある日、
見た事のない小さく美しい魚を釣り上げ、持ち帰って水瓶で飼い始めた。
その後、一人暮らしであるにも関わらず
漁から帰宅すると ...
十二国記/丕緒の鳥(小野不由美)
主人公たちは王国の上級裁判官で、ある連続殺人犯を裁くことになった
この男、一杯の酒代のために子供を殺しながら一切反省する様子を見せない冷血漢である
普通なら死刑に処されるのが順当なところだが、王国では人道から死刑が停止されている ...