2001年宇宙の足袋(森奈津子)
主人公は生粋のビアンで、同僚に熱い恋心を抱いていた しかし同僚には彼氏がいる
ある時凶悪な宇宙人が地球に到来する。捕らわれる主人公と同僚
宇宙人は腐っており「地球人の百合プレイを見たい」と言い、見せないと地球を滅亡させると脅す
しかも地球のあらゆる電波を ...
オペラ座の怪人(ガストン・ルルー)
内容は今更書く必要も無いだろうが、ざっと書く。
フランスのオペラ座にこっそり住み着いていた怪人は女優のクリスチーヌに恋をする。
だが、その度を越した愛はクリスチーヌを怯えさせ、何人も巻き添えにする。
シャンデリアを落としてメイン女優を殺すの ...
海贄考(赤江瀑)
年老いた主人公は17年間連れ添った妻と心中するために日本のあちこちを旅行していた。
自分達が貯めて来た金を使い切ってから二人で死ぬためだった。
二人が死ぬ事を決意した理由は、お互いへの愛情が無くなったから。
二人はとても愛しあった夫婦であり、二人で夫婦として生きて行くことが人生の ...
乗越駅の刑罰(筒井康隆)
一番生理的に受け付けなかったのは、青年?オッサン?が久しぶりに実家に帰る短編。
駅員に理由もなく怒られて村人や親にも意味もなく嘲笑されて、
殴られてぼこぼこにされて最後は猫を煮込んだスープ?を食わされる。
全編弾けていて胸がムカ ...
七瀬三部作(筒井康隆)
トラウマとはちょっと違うので、こっちのスレで。
1作目「家族八景」
主人公のテレパス・火田七瀬が、色々な家庭に入ってそこの家族の心を読み、
人間の汚い面をいっぱい見る。
で、自分の能力を明かすことができずに ...
ごんごろどん
ごんごろどんは鬼だけど、心が優しく力持ち。山の動物たちの人気者だった。
しかしふもとを通りかかった目が見えない村の娘を助けてあげたところ、
心優しく美しいその娘に惚れてしまう。そしてごんごろどんは彼女と結婚した ...
自由殺人(大石圭)
とある金持ちの男(以下、主犯)は海外から裏ルートで13個の銀色のアタッシュケースを購入する。
中身は小型ビルを跡形もなく破壊するほどの〝力〟を持つ爆弾
それらは12月24日の正午から深夜0時まで、一時間ずつ順に自動的に爆発されるよう ...
真実が見えない魔法をかけた
正直な心の美しい男だったが頭が悪く、動作ものろい。
そのせいで村人からは馬鹿にされている。
色々あって、助けた妖精の女王の夫になるという結末だった。
女王は当然のことながら美人で聡明な人物。
玉の輿で王となった男は女王の治めてい ...
悲しむべきこと(星新一)
ある家(子供無し?)にサンタが入る。
家主が自分の家にはサンタが来る理由が無いと述べるとサンタが武器をちらつかせる。
何と、サンタが強盗しに来たのだ!
話を聞くと、サンタは毎年のプレゼントの用意とかでお金に困ってい ...
やさしいライオン(やなせたかし)
そんなあなたの後味を悪くしてあげよう。
絵本「やさしいライオン」 やなせたかし/作・絵
ある動物園に母親を亡くしたライオンと子どもを亡くした母犬がいた。
母犬はライオンにいろいろな事を教えたり、子守唄を歌ってやったりして我がこのように育てる。