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668 名前:星新一「午後の恐竜」 投稿日:2006/10/26(木) 15:04:49ある日曜の朝。男は外ではしゃぐ子供の声に目を覚ます。
「いったい何なんだ?」
男が外を見ると、恐竜が外を歩いている。
訳が分からないままリビングにいる妻に聞いてみる。
「さあ?よくわからないわ。でも害はないみたい。子供も喜んでいるし。」
確かによくみると恐竜には実体がない ...

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314 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/19(木) 17:53:31P・ルイス著『神秘のばら』

昔、ある百姓が市場へ行く際、二人の娘にそれぞれ土産はなにが良いか訪ねた。
上の娘はおしゃれ好きで既にドレスをたくさん持っていたが、
お土産には絹のドレスがほしいと言った。
下の娘は姉よりずっときれいだったから、別に飾り立てる必要がなかったので、 ...

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289 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/19(木) 10:28:36貴志祐介の「青い炎」が後味悪いと思うのだけど、
どうにも文才がなくてまとまらない。291 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/19(木) 12:18:18>>289さんに同意。
追い詰められた主人公の男子高校生が
最後 マウンテンバイクごとトラックに突っ込 ...

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71 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/15(日) 23:06:34グリム童話の一篇。

ある一家。夫婦と子供三人(六歳の兄、四歳の弟、そして赤ん坊)
母親は赤ん坊に行水をさせていて、兄弟は裏庭で遊んでいた。
兄が弟に言う。
「次は屠殺ごっこをしよう。俺が屠殺人で、お前は豚な」
兄はナイフを取り出して弟の首を切り裂いた。

ぎ ...

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47 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/15(日) 19:48:44確か、幼稚園か小学校低学年で読んだ絵本で『僕は怒った』っていうのが後味悪かった。
お話としては、ある夜に遅くまでおもちゃで遊んでいる男の子がいて、その子がお母さんに
「もう寝る時間だからおもちゃをしまいなさい」
って言ったら、その子が急に怒り出して、
家なんて壊れちゃえばいいって ...

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30 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/15(日) 15:34:32なんか「a perfect day for bananafish」を思い出した。
サリンジャーの書いた、意味不明の話なんだけど。

ある男が奥さんと一緒に海岸沿いのホテルにきている。
奥さんはホテルの部屋で電話していて、夫はビーチで小さな女の子に話を聞かせている。
「バナナフィ ...

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23 名前:1/2 投稿日:2006/10/15(日) 04:30:51「ひげを剃る男」だったかな?

ある男は口ひげを生やしているんだが、ふと気紛れにひげをそってしまう。
ずっとひげを生やしていたから妻はさぞびっくりするだろうと思いきや、反応がない。
妻だけじゃなく、その夜妻と一緒に訪ねていった友達2人も驚かない。
普段から悪戯好きな妻が友人に根回しをして、 ...

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930 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/15(日) 00:09:43池波正太郎がよく書く、仇討ちものの短編が後味悪い。

まずはどこぞの藩で侍同士が、将棋の勝ち負けとか、仕事の些細なミスとか
しょうもない原因で口論になって、刀抜いて斬り殺してしまい、斬った方が出奔する。
当然、殺された方の息子なり弟なりが仇討ちに出る。これが主人公。

最初 ...

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865 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/14(土) 00:03:46道徳の教科書で思い出した話。

主人公の少女の家は母親が働いているが
とても貧乏で学校で図工の時間があっても
いつも友達にクレヨンを借りている状態。

ある時母親がそれでもお金を工面して
少女の為に新しいクレヨンを買ってきてくれる。
とても喜んだ少女は図工の ...

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812 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/10/13(金) 09:00:24ちょっと出遅れたが似た関連で、阿刀田高志の犀。
少女は動物園で犀をみて、角の大きさとその目の優しさに犀をとても気に入る。
そしてある晩、少女が眠っていると犀が少女の寝室へやってきて、少女の腹を貫く、
痛みに暴れそうになるが少女は犀の目が変わらず優しいことに安心して、
何度もやっ ...