ウサギどんとキツネどん
うさぎときつねが主要キャラクターで、うさぎがものすごいワル。
「トムとジェリー」のジェリーをDQN強化したみたいなヤツ。
いつもキツネを酷い目に遭わせていて、蜂蜜みたいなエピソードもあった。
子供心に ...
これは運命なのだ
あるところに、貧しいながらも仲良く暮らす母と娘がいました。
しかしそんな小さな幸せをも摘み取るように、娘が病に倒れてしまいます。
母親の献身的な看病も実らず、娘の枕元に死神が現れる。
「この娘はいただいていくよ。」
死神はそういうと、娘を連れ去りました。 ...
ハチミツを食べたのは誰?
あるところに色々な動物が暮らす森があり、みんな仲良く暮らしてた。
ある日、動物たち全員で協力して畑を作り、野菜を作ろうということになりました。
次の日から動物たちは皆で汗を流して畑を作り始めました。
しかし、怠け者でずる賢い黄色ウサギだけは仕事をサボって昼寝をし ...
ポドリー絵本ママのおっきなおさいほばこ(森チャック)
ホンワカした可愛らしい羊の親子が表紙に描いてある絵本だったので、
子供に買ってあげようかと思って立ち読みしたんだけど。
「僕のママは裁縫が得意。ママの裁縫箱は大きくて、僕でも入れそう。
だけどいざ入ってみたら、針やハサミが刺 ...
女か虎か(F・R・ストックトン)
とある国のお姫様がふと知り合った男と恋に落ちる
しかしお姫様と一般市民(貴族でもなんでもない)所詮叶わぬ恋
お姫様を諦めさせる為王様は男を広場(コロッセオみたいな感じ)へ
二枚の扉があり片方には飢えたライオン片方には女性がいる
ライオンの扉を選べ ...
廃墟にて(ロアルド・ダール)
休み時間になにげなく手にとって読んだ世界の怖い話集みたいな本に載ってたショート。
(覚えてるあらすじ)
大昔の東欧あたりのどっかの国で大飢饉と疫病が両方やってきて人々はパニックに。
ある日、一人の ...
狗熊(岡本綺堂)
ある街に不思議な熊を飼うこじきがいた。
その熊は話せはしないが文字を書き詩を作るのが得意で、
金を払えば紙の上にすばらしい字で詩を綴る。
しかしある客が紙を受けとると、詩ではない文が書いてあった。
「私は昔、こじきの男に誘拐された人間の男です。 ...
江戸役者異聞(山本昌代)
江戸時代の話。主人公は売れっ子の役者で美形。
ツンとして無愛想だし全部を見下しているような高慢な性格。
けれど美形なのでそれが様になってる。それと物を食べる行為が嫌い。(でも食べる)
性格が悪いの ...
八丁堀の湯屋(平岩弓枝)
平岩弓枝のシリーズ時代小説(『御宿かわせみ』だったか?)
ある朝、湯屋の女湯で中年の同心Aの斬殺死体が発見された
武士が朝湯に女湯を使うのは通例で、朝は女性が湯を使うことは稀で
空いている事が多く、反対に男湯は朝から仕事前の庶民達で賑わう
そこへ武士が入 ...
吉里吉里人(井上ひさし)
作家の古橋(売れない、頭悪い)が特急列車で旅行中、
岩手県の吉里吉里村を通りかかったところ、
偶然その吉里吉里村の日本からの独立戦争に巻き込まれて、逮捕されてしまう。
そして首都へ連れて行かれるが、古橋は徐々に吉里吉里国の素晴らしさに惹かれていく。
古橋 ...