視力回復
3歳くらいで失明し、40歳くらいで視力を回復した男の話。
光は感じるし、それなりの視力があるはずなのだが、
「見えること」自体が全く初めて(3歳頃の記憶なんてもう消えている)のため、
前に見えているものが何なのか全く分からない。
図説 自殺全書(マルタン・モネスティエ)
イギリスの母子家庭に育った六歳の少女は、
病弱な母の看病に明け暮れる毎日を送っていた。
まだ六歳なのですぐに疲れてしまうし、
学校などもあるので満足に母の看病を続ける事はできない。
「天使さまになればきっとずっとお母さん ...
累犯障害者(山本譲司)
レッサーパンダ事件の犯人・山口誠の家庭。
父が知的障害。でも軽いので、誠が逮捕されるまで公式には気づかれず、
60歳くらいになって初めて認定。当然保険や福祉の手助けは一切なかった。
パチンコ三昧で、子どもにはすさまじい虐待を加えてい ...
ジョウント(スティーブン・キング)
近未来。空間を瞬時に移動できる発明がなされる(どこでもドアみたいな)。
最初は金魚やマウスで実験していたが、開発者は問題にぶちあたる。
実験対象が転送先で仮死状態、あるいは死んでしまうのだ。
そしていよいよ人間(死刑 ...
左右対称(赤川次郎)
病的な潔癖症で自分の部屋、装飾、配置などなんでも
左右対称じゃないと納得しない男がいた。
自分の容姿を左右対称にするため髪を切りをそろえようとしたが、
うまくいかずついに坊主頭になる。
そしたら今度は頭の形が整っていないので矯正 ...
にせもの(フィリップ・K.ディック)
小学生の頃に読んだ…後味が悪いってか、なんともいえない話。おもしろいかも。
地球が異星人と戦争状態になっている時代が舞台で、主人公は地球軍の軍人。
ある日、地球に侵入したエイリアン軍部隊との戦闘かなんかで主人公の迎撃部隊が全滅。
アンダー・ユア・ベッド(大石圭)
主人公の直人は敷石の裏の虫のような暗い日々を送っていた。
ある時にふと、大学時代に惹かれた千尋という女性の事を思い出す。
その女性が既に結婚し、夫と子供と共に湘南に住んでいる事をつきとめ、
直人はその近所に移り住み鑑賞魚の飼育販売の店を開い ...
誤解(アルベール・カミュ)
587:本当にあった怖い名無し :2006/09/22(金) 08:53:20 ID:20iKE2MT0
アンビリで見たと記憶してるのだが違うかな?こういう話。
ホテルを営む夫婦。しかしこいつらは二人そろって殺人鬼。
お客が泊まる度にその客を殺しては ...
ギリシャ神話/太陽神アポロン
あるとき愛の神エロスが持っている小さな弓(愛の弓)を太陽神アポロンからかったに事に腹を立てて、
その愛の矢をアポロンに射ち、さらにもうひとつの「愛を拒む矢」を川の神の美しい娘に撃つ。
矢の力で娘に惚れたアポロンは娘を追いかけるものの ...
十年目の決断(斎藤肇)
主人公が、バーで相席になった男から話を聞くというスタイルで物語は進む
その男には、目に入れても痛くないくらいに可愛がっている娘がいた
ある朝目覚めると、その娘が2人!になっている
しかも、容姿はもちろん性格 ...