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561 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 14:55:48子供の頃に読んだ文学全集で、似たような切ない短編を思い出したよ

スイスの山間の谷に、こじんまりしたホテルがあった。
穏やかな両親と、働き者の年頃の娘、やんちゃな幼い弟という
家族経営のこのホテルに、ある大雨の夜に、若い青年が宿泊して
夕食後にひと時、家族と談笑していた。 ...

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555 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 02:34:35アンデルセンの『絵のない絵本』より。
この本は、2~3ページ程度の短編 数十話の寄せ集めでできている。
後味が悪いってのとは少し違うけど、道化師の恋。

ある芝居小屋に、せむし男の道化がいた。
ずんぐりむっくりの彼の一挙手一投足はことごとく滑稽で、観客に人気があった。
生ま ...

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554 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/29(土) 02:33:04アンデルセンの『絵のない絵本』より。
この本は、2~3ページ程度の短編 数十話の寄せ集めでできている。
その中で私が印象に残っているのは、玉座で死んだ少年の話

19世紀前半のフランス。
とある貧しい家庭に生まれた少年は、赤ん坊のころ
占い師に「将来は玉座で死ぬだろう」と予 ...

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286 名前:本当にあった怖い名無し :2010/05/05(水) 15:46:17サドの『悲惨物語』(澁澤龍彦訳)が後味悪かった。
自分の娘とセックスしたら、さぞ背徳的で楽しいだろうなぁ~と思った主人公が、
美人でおしとやかな奥さんとの間に一人娘をこさえる。
首尾良く娘と関係を持ったはいいものの、最後は罪の意識に目覚めて家族みんなでさめざめと泣く。

サド著で「 ...

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216 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/27(火) 12:35:08きっと別役実の話。

ある街で、それはそれは大規模な工事が行われていた。
何か建物を建てている訳ではなく、ひたすら大きな穴を掘るというもの。
大規模な穴掘りは100年近く(うろ覚え)行われており、住民達は日々巨大な穴を掘り続けていた。
だが、住民はおろか役所の人間でさえも、誰1人と ...

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208 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/27(火) 01:38:44後味悪いというか、どっちかっつったら切ない話かもしれん。
昔図書館で借りた本の中の短編。

ある日、とある街の軍の司令塔?が無線を受信する。内容からしてSOS。
仲間の飛行機かヘリがどこかに墜落したのではないか?と、隊員達は捜索。
すると街の外れに1台の綺麗なロケットが漂着している ...

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181 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/25(日) 15:58:59既出かな、フォークナーの『サンクチュアリ』
頭の悪い女子大生が、ポパイという男にトウモロコシの穂でレイプされる。
ポパイは逃亡し、レイプの容疑者として密造酒作りの男が逮捕される。
弁護士である主人公は密造酒作りの男を弁護するが、
結局被害者の女子大生が適当な証言をしたために密造酒作り ...

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135 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/21(水) 22:40:02こないだ読んだ小説

主人公はそれなりに裕福な老後を送っている老婆。老婆は電話が嫌いだった。
電話が嫌いになった理由は、過去に仕事のミスで折檻を受けた原因が電話だったからと、
大事な家族の訃報がいつも必ず電話で伝えられたからで、
老婆にとって電話というのはいわば一種のトラウマ的に不 ...

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120 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/20(火) 14:36:46池上永一「夏化粧」

出産時に産婆にまじないをかけられ、だんだん姿が見えなくなる息子を助ける女の話

子供を産む時に母が七つの願いを込めていて、その願いを他の人から盗んで行くと産婆のまじないは解けるという。
夜中に井戸に飛び込む儀式をすると人からは自分は見えなくなり、
夜明けまで ...

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103 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/18(日) 03:01:49機動ロボガンダムユニコーンのヒロインの過去がチャバかった
子供産めなくなる程のSMを強要ってどんなプレイだよ…マジ後味悪かった115 名前:本当にあった怖い名無し :2010/04/19(月) 15:39:11何かこのまんまだとアレなのでオタク乙と言われるかも知れないが、>>113の詳細をば。 ...