キャラクター・コレクション―ファンタジーRPGの職業・役割/錬金術師(安田均・グループSNE)
ファンタジー世界の職業とかをモチーフにした短編連作集だったと思う。タイトル忘れた
主人公は旅をしてるんだけど、その途中で錬金術師の師弟と知りあう。
「わしゃあ金を作るんじゃあ」とかじーさんが真面目に言ってて生暖かい気持ちになる主人公。
でも既に ...
ゾンビ化してもなお
主人公の女性が住んでいる町では、死者がゾンビになる怪現象が起こっており、問題となっていた。
しかし、彼女にとっては、付きまとうスケベ親子の方が危険な存在だった。
新米警官の彼氏が注意してくれているため、これまで大事には至ってなかったがが、
親子はしつこく彼女を ...
異次元騎士カズマ・骸骨旗トラベル編(王領寺静)
ジョリーロジャートラベル
一巻で主人公に親友ができる(以下Aとする)
物語が進むにつれ
Aの目的がわかってくる
・生き別れた父親を探している
・AとA父には同じ部位に同じ形の変なあざがある
しかし父に再開するという願 ...
人斬り以蔵(司馬遼太郎)
まず前提。
江戸時代の土佐では身分制度が厳格で、武士は上士・郷士・足軽と区別された。
足軽は武士階級でありながら苗字を名乗らせてもらえず、裸足を常としていた。
また、戦が起きれば足軽は槍・弓・鉄砲を持たせるのだから剣術は不要とされてい ...
反乱(村田基)
(細部は異なるかも知れません。うろ覚えなので)
虫嫌い、と言うか虫を叩き殺すのが趣味の男がいる。
ある夏、彼は山奥の別荘に避暑に行く。
出発前、車の中にゴキブリが紛れ込んだ気がしたが探しても見つからず、諦める。
別荘に到着し、車のドアを開け ...
復活の日(小松左京)
前提として))とある博士が作り出した強力なウイルスがある事故により世界全体に広まり、
南極以外(南極にはウイルスが届かなかったか何かそう言う設定)の地域の人間や動物はどんどん死に絶えていく。
主人公は南極の基地に派遣されていた日本人男 ...
英雄の書(宮部みゆき)
異世界に旅立ち、不思議な力を授けてもらって「ユーリ」として旅をする小学5年生のゆり子。
兄の部屋で見つけたしゃべる辞典の説明によると
兄はある本を通じて「英雄」に魅入られて、とりつかれてしまったらしい。 ...
ある母親の物語(アンデルセン童話)
小さい頃、子供向けアニメで視て、あまりにも救いが無いラストに
工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工 となった。
幼い病気の息子を必死で看病している母親がいる。
ある夜、死神のような不気味な黒マントの老人が現れ、
母親が一瞬 意識朦朧とし ...
The Cultural Ecology of India’s Sacred Cattle(マーヴィン・ハリス)
インドと言えば牛。
「世界の車窓から」でも定員オーバーってレベルじゃない列車を目を細めて見守ってるのは牛。
旅行番組でもなにかってーと少年と歩く牛とか道路の脇で和んでる牛とか。
ミステリーハンターのお姉ちゃんも
「ここイン ...
誘拐
タイトルも作者も忘れた。
***
男はまだ若かったが、人生になんの喜びも感じていなかった。
母親の過干渉と過保護のために、男は少年時代から自分だけの時間を持つことが出来なかった。
友達も恋人も趣味もなく、特別に好きなものもない、仕事場と家を往復するだけ ...