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628 名前:「八天幻術」1/4 :2009/02/21(土) 02:46:29江戸時代の奇談集『老媼茶話』から「八天幻術」

ある旗本に仕える下っ端侍に佐久間作左衛門という男がいたが、
博打にのめり込んで無一文になってしまった。
やむなく主人が所蔵する鉄砲を盗み出し、金に換えて衣服など整え勤め続けていた。
主人は鉄砲の所在について厳しく詮索したが、ついに知れるこ ...

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878 名前:その1 :2009/02/03(火) 03:45:21中東かインドかどっかそこらへんの昔話。『泥棒親子』。

ある王宮の街。貧しい夫婦がいて妻が妊娠したが、このままじゃとても暮らしが立たず
夫は盗賊になって一旗上げてやろうと、臨月までには帰る約束で旅に出る。
だが、出産後になっても夫は帰らず、妻は困窮の母子家庭で必死に息子を育てる。
少年も幼い頃から ...

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314 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/20(火) 23:39:07むかし児童書で読んだ話。ウロ覚えです。

全盲で貧乏な男が、親切なミミズクに毎日昼間だけ目を借りる。
おかげでまともな職に就けて、暮らしが豊かになる。しかし、だんだん欲が出て来て
目を返すのが惜しくなり、ミミズクとの約束なんか守ってられるかと
目を返すのを止めてしまう。数日後、突然 ...

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255 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/19(月) 23:57:41昔読んだ小説なんだが、タイトルも作者も思い出せない。

知ってる人がいたら是非教えて欲しい。
うろ覚えだが、内容は大体こんな感じ。

舞台は未来の日本。
主人公には車椅子に乗った、足の不自由な彼女がいた。

だが、その時代の法律に身障者は食用の肉として処理されるというも ...

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119 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/16(金) 19:13:23同じシリーズの話で、もう一つ後味が悪かったのがあったので書く。連レススマソ。
このシリーズは短編集なんだが、プロローグとエピローグが1つの話になっている。
そのプロローグとエピローグの話。

プロローグは毎回、年齢も性別も違う主人公が、
不思議なレストランに迷い込むと言うところから ...

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950 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/13(火) 20:56:55童話つながりで(有名な話だけど)トルストイの「3びきのくま」。

森の小さな家に、父、母、子供の3匹のくまが暮らしている。
ある朝、3匹は朝食のスープが冷めるまで森へ散歩に出かけた。
そこに道に迷った女の子がやってきて、くま宅に無断侵入。

テーブルの上には3杯のスープがある。 ...

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946 名前:本当にあった怖い名無し :2009/01/13(火) 19:20:41『クレヨン王国の白いなぎさ』という児童文学がすごく面白いんだけど
後味がちょっと悪かった・・・。

主人公はさつき。小学五年生。歌手になるという夢がある。
さつきはクラスメイトの菅原君と一緒に、
ある日クレヨン王国の世界へと迷い込んでしまう。
そのとき、自分の影をなくすのだ ...

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377 名前:本当にあった怖い名無し :2008/12/11(木) 22:01:26福島北部の民話

「一盃森の長次郎狐」
昔、一盃森に長次郎という狐がいた。
狐伊達に大変悪知恵が働き、人を化かしては髪の毛を食っていた。
近くの村人はみんな坊主頭にされて、困っていたところ、一人の勇気ある若者が我こそはと立ち上がった。
さっそく一盃森に来て、藪の中で見張って ...

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679 名前:1/3 :2008/11/23(日) 02:24:48長い上にあんまり後味悪くないかもしれんが投下。
元が絵本なので絵本口調スマソ

「かたあしだちょうのエルフ」
アフリカにエルフという名の強く大きな、若い雄のダチョウがいました。
エルフは仲間のカモシカやシマウマ、サイ、トカゲ等といった動物達と一緒に暮らしていました。
エルフは子供好きで、子 ...

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694 名前:本当にあった怖い名無し :2008/11/04(火) 12:44:1安達ヶ原の鬼女

公家の姫君に仕えていた乳母、岩手は、
重い病にかかった姫を救う手だてを求め、独り旅立った。

長い旅路の途中で”妊娠した女の生き胆”が病の特効薬だと聞いた岩手は、
安達ヶ原の岩屋に住みつき、妊婦の旅人が通りかかるを待った。
やがて秋も終わる頃、岩手のもとに ...