ぼくの最高機密(ジョン・レナルズ・ガードナー)
タイトルも忘れたから誰か知ってたら教えてほしい
主人公は外国(確かアメリカ)の小学生で、夏休みの自由研究のテーマに悩んでいた
過程は忘れたが、彼は「人間が光合成能力を得る方法」の研究をすることに決めた
光合成には葉緑素が必要なので、葉緑 ...
ファルンの鉱山(E.T.A. ホフマン)
ホフマンの短編「ファルーン鉱山」はどうだろう。
船乗りの祭りで、楽しむ人たちを尻目にベンチに座り込み、
一人沈んだ表情をするエーリス・フレイボム。
彼は父親を早くに亡くし、母親とふたり暮らしの親孝行な船員だった。 ...
お勢登場(江戸川乱歩)
格太郎は肺病やみで寝たり起きたりしている。
女房のお勢は病気の父親を見舞うと称して家を空け、不倫を楽しんでいる。
弟の格二郎は不甲斐ない兄を責め、不倫汚嫁なんか追い出してしまえと言うのだが、格太郎は
「でもねえ、俺は肺病でどうせ長生きできない。子供から母親を奪うのはどうもね ...
洗濯機から赤ん坊
うろ覚えなんで変な部分あるかもしれん。
ある日小学生の主人公が一人で留守番していると
洗濯機から異様な視線を感じ
そこから赤ん坊が這いずり出てきた。
叫び声を上げて逃げた主人公はちょうど帰ってきた母と出くわし、
今あった出来事を伝える。 ...
代替医療解剖(サイモン・シン、エツァート・エルンスト)
1799年、アメリカ。
ジャーナリスト、コベットは、米医療界の重鎮、ラッシュの仕事を批判する記事を発表した。
彼が強く推奨し、当時の医学界でも定石的治療法とされていた「瀉血」の効果に疑問を提起したのだ。
ふ ...
小学生向けの劇の台本集
小学生向けの劇の台本集がひどい話多かったな
その内の一つが上演された事あったけど、余りのオチに皆どん引きしていたw
タイトル失念、(なんとか)ジュース?だったかな?
主人公の少年が帰宅すると誰もおらず、テーブルにコップに入ったジュース ...
セザーレの悪夢(中井英夫)
連作の語り手は、ちょっと変わった精神病院「流薔園」を長期取材している雑誌記者。
患者の逸話は色々聞き出し住みなので、今回は院長自身の過去を洗ってやろうと苦心したが
一向に乗ってこないので、諦めて屠蘇がわりのベルモットを舐めながら雑談中。
...
ぼくらシリーズ(宗田理)
映画にもなった第一弾の七日間戦争、映画では立てこもったのは
仲良し男女グループ10人弱だったけど原作だと同じクラスの男子全員。
もちろん仲がいい奴らもそれほど仲良くない奴らもいるわけで
主人公英二は出席番号の関係で一 ...
戸川幸夫の短編
子供達が草原で鳥の巣をみつけ、ひなが可愛いからと家に連れて帰る。
それを見た親が「ひな鳥の親の気持ちを考えろ」と激怒し、返してくるように言いつける。
しかし草原のどの辺に巣があったかなどわかるはずもなく、
とほうにくれた子供達は、近くの石垣の隙間にひな鳥を置いて ...
シベリアの拷問係
アフリカ土人(とか平気で書いてあるw)の奇習や呪い、蟻を使った残酷な刑罰
エスキモー(これも今は差別語だっけ)の奔放な性習慣、
南太平洋の人食い習慣などの話題などがルポと伝聞を合わせた形式で紹介され
どれも不気味でじわじわ来るんだけど