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38:本当にあった怖い名無し:2013/04/12(金) 11:49:05.14童話「ラビスメナとディオニジア」

昔々、あるお城にディオニジアという名前の、
とても美しい娘がいました。
彼女は母を早くに亡くし、王様のおとうさまと暮らしていました。

お姫様という身分のせいでお友だちのいないディオニジアは、
ある日海から「ディオニジア、ディオニジア」と ...

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968:本当にあった怖い名無し:2013/04/08(月) 22:11:15.02ギリシャ神話

若い猟師アクタイオンは猟犬を数頭連れて森で狩りをする途中、
森の奥深くの泉から水音がするのに気付いた。
そっと近寄ってみると、一人の美女が肌もあらわに沐浴中。

こんな人里離れた場所に普通の若い娘がいるはずがない。
これはマズイ!とその場を立ち去ろうとしたそ ...

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956:本当にあった怖い名無し:2013/04/07(日) 10:57:37.23昨日地元の新聞に小さく載ってた人生相談コーナー

投稿者は良縁に恵まれなかったため、
結婚相談所に入会し、良さそうな男性を見つけ婚約。
相手と一緒に住むための引っ越しを控えている。

しかし投稿者には4年前からダラダラと付き合いの続いている男が居て、
本人は「腐れ縁」と表現 ...

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929:本当にあった怖い名無し:2013/04/05(金) 20:00:52.44エディプス・コンプレックスの語源にもなった、ギリシャ神話のオイディプス譚コリントスの若き王子オイディプスは、デルポイの地にあるアポロン神殿へ赴いた際、
「お前は故郷に戻れば父を殺し母と交わるだろう」との神託(神の予言)を受けた。
両親を深く敬愛していたオイディプスは、
二度と故郷へ戻らぬ決意を ...

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924:本当にあった怖い名無し:2013/04/04(木) 18:50:22.17民話の「月の夜晒し」思い出した。

まじめで実直な夫と仲むつまじく暮らしていたが、
どういう訳かだんだん夫がいやになってきた。
どこがどうということもないのだが、顔も見たくないような嫌さなのだと。
とうとう思いあまった妻は占い婆さんをたずねる。
「人に見られぬよう、月の良い晩 ...

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912:本当にあった怖い名無し:2013/04/03(水) 19:18:55.32誰の短編だったか忘れた

定年で会社を去る主人公は贈って貰った花束を抱えながら帰宅する、
家は妻がいる筈なのに灯りもついておらず真っ暗
「長年働いて来た主人の出迎えもないのか」と立腹しながら家の中を探すと、
妻が首に縄をくくり自殺しようとしている

妻が言うには
主 ...

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903:本当にあった怖い名無し:2013/04/03(水) 13:13:21.13乃南アサの短編集より。

主婦A子は友人B美の所に遊びに行く。
B美の旦那は一流企業のエリートマンで、高級マンションに住んでいた。
専業主婦で暇を持て余しているのか、ドアノブやクッションなど
部屋はB美の手作りのもので溢れかえっている。

「私ね、時々思うの。主人が死んでく ...

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830:1/2:2013/03/30(土) 20:22:29.54倉阪鬼一郎の「湖畔にて」が後味悪い

哲学にのめりこみ真理を追究するあまりに精神を病んだ彰彦は
田舎の湖畔に療養のため引っ越す
精神を病んだことともともとの性格から人付き合いを避けていたが、
静かな湖畔で暮らし黒猫を拾い育てるうちに精神も回復していく

ところがある日村人が作務衣をきて黒猫 ...

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829:本当にあった怖い名無し:2013/03/30(土) 19:14:32.84ポーリーヌ・レアージュ「O嬢の物語」

ある日、主人公のOは恋人のルネから
「僕のいうことは何でも聞けるよね?」と聞かれ、「もちろんよ」と答えてしまう。
ルネはロワッシーと呼ばれる所にある館へ彼女を連れて行く。
その館はSM調教を施す場所であり、そこでOは調教の日々を過ごす事になった ...

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806:本当にあった怖い名無し:2013/03/30(土) 02:39:29.40昔読んだ、たぶん藤本ひとみの短編小説。かなりうろ覚え。

中世フランスの貴族一家。
夫は戦等の遠征で、妻に子供が生まれた直後から家を空けていた。
妻は女主人として家を守るため、生まれたのは女児だったが男児だと偽って夫を送り出した。

月日は流れ、男として育てられていた娘は男装の美少 ...